「生命・宇宙は機械‐幻想」
<自然>と見ていたものが、実はナチュラルではなく
江戸の浮世絵師が、切磋琢磨(せっさたくま)して得た動体視力で
事象のその本質を見抜いたように
<波濤(なみ)裏の冨士>絵で、落ち来る波濤の
一雫(ひとしず)く、一滴・一滴を凝視し、描写していた
量子<ナノ‐ミクロ宇宙(せかい)!>、そこでは全て
相似形(フラクタル)に造形されている……
肉眼では視えない<量子コンピューター>
システムが造った<機械幻想>世界で
わたくし達は、精密な機械化(サイボーグ)人間として
生存して来ていたか……肉体と言う
<表現体>の各臓器、繊細な脳・神経‐
シナップス、あまた血管・毛髪に至るまで
どなた? かが緻密に生育・動作させている
それは人間、わたくしではない
物質界‐太陽系宇宙の地球で生きてゆく
肉体は百年の寿命の、高性能な宇宙服(サイボーグ)!
生命の根源的働きの魂(ミタマ)を運ぶ舟でした