『通りゃんせ 通りやんせ』 No.3

 

天神さまのわらべ歌を、声高らかに、

歌いながら……最後のフレーズ、

「通りゃんせ 通りゃんせ」になったなら、

ゆっくりアーチが降りてきて、

曲の終わりに、その下にいた童と、

後ろの子供のふたりが、得意げな、

鬼(オニ)さんになーる……夕焼け・小焼け。

 

✻「御用のないもの通しゃせぬ

この子の七つのお祝いに」