『大雪山は・・・』 No.1

北海道大雪山系の旭岳、ロープウェイの終着駅〈姿見駅〉

火山‐旭岳の各所の噴火口から

いく筋もの白い硫黄煙が、立ち昇っているる

「池!」と見間違(みまが)う、青い・碧(あお)い空が映じた池に

水が溜まっているかのよう、観る角度で

万年雪が水溜りに視える。「侵入禁止」の

柵越しに潜む、3万年前の氷河期の記録!

ぐるりにはあまたの、高山植物が生息しているる。

白い花弁の真ん中に黄色の花芯(かしん)、咲くチングルマの群落

残雪の雪渓がまぶしい……赤い萼(がく)に、淡いピンク色の

エゾノツガザクラ、葉は栂(つが)の木の針葉に似て。

『扉を開けて 開ける星』No.3

久しく閉じ込めていた、自身の心の扉を

そっと開けるかに、玄関の扉から出て行くと

石段の横に忘れ物であるかのよう

手動のゼンマイ式‐柱時計が、ひっそりと

立て掛けてあった——円形の時計盤がいくつか有り

日本列島‐時間と、地球‐各国世界時間と

重層する宇宙の、いくつかの宇宙時間を

ゼンマイ式‐振り子音が、刻んでいる

コチコチ・コチコチコチ・コチコチ……

地に伏して、微睡(まどろ)んでいた風が

むっくりと起き上がり、ぐるりひと巡り

辺りを見渡してから、飛び出した。

瞬き始めた、銀河の輝きで、

視えなくなっていた、新た世界への

始発駅‐星座〈開ける星!〉を目指して

コチコチ・コチコチコ・コチコチコチ……

無限数(あまた)〜生命・宇宙の発生の源

新誕生した《無源》に至る、光り道が

ひときわ輝きを増しているる、よ。

『扉を開けて 開ける星』No.2

その星のゲイトを抜けて、無心な光速となって

何処までもどこまでも、滑空(かっくう)して行ったならば

無辺・無究の果てにあると言う

〈生命・宇宙〉の発生の源泉(みなもと)

不条理の事由〈*〉で消滅してしまった

理想郷(エルドラド/El Dorado)な、《新生‐無源!》に

いつの日にか、到達できるかしら

コツコツ・コツコツコツ・コツコツ……

——地球では、狂気・狂乱! 低温・高湿の

自然災害のニュースが時々に、奔出(ほんしゅつ)してる。

超機械-量子コンピューターの開発・作動による

自然破壊・支配がさらに加速して……

〈自然〉から反発・反乱が起きているる。

『扉を開けて 開ける星』No.1

一晩中「どなた?」かが、玄関の扉の

叩き金(ドア・ノッカー)で、ドアを叩いている

コツコツ・コツコツコツ・コツコツ……

風は無く、一本で杜もりのような庭の大楠(おおくす)から

千年余〜抱えていた静寂が滴となって落ちている。

ミニ展望台のある二階の天窓の、はるか

久遠の向こうには、数珠(ずず)黒い幾層もの

宇宙塵芥(ダークマター)を突いて、見たことことのない星が

一点! ミクロな穴を穿うがっているかのよう。

星の名は「開ける星!」

肉眼では視ることの叶わない

銀河宇宙を、10億個集めた〈三千大千世界〈*〉〉

わたくしたちの宇宙の、終着駅〜&そして〜

ここを出でて、広大無辺・無窮の

外宇宙に向かう、始発駅ともなるる。

「宇宙浄化・宇宙革命!」を敢行(かんこう)している

神々の集う「革命の星」とも呼ぶ。 

詩文『せ・つ・な・い!』

——これより、哀しみの故里(クニ)へ

そのはじめに「か・な・し・み」のあり

哀しみはやがて「せ・つ・な・さ」に変わり

せつなさは、限りなく希求(Desire)して

傷つき挫折した「お・も・い」と、むすぼれ

その傷口にさらに、傷を重ね

うち捨てられてきた、数々の「こ・こ・ろ」の行方

越し方の筋道、その糸口を探し……何処までも

遥かはるか無限の彼方と、思(おぼ)しき処まで尋ね

あぐねながらも、辿りゆく

その始まりの、初源と思おぼしきところへ

『モロッコ・サハラ砂漠』No.2 ——稲穂の旅

  稲作や 原始(Primitivoプリミティブ) 

  アフリカで発芽して

  文明各地に 伝播〜生育す

                       〜

稲作の種は、アラビア半島を経て、

現‐インド洋上で繁栄し、〈仕組み革命〉に失敗して、

天変地異が起こり、海没してしまった、

〈レムリア(大陸)文明!〉の叡智(Sabiduriaサビドゥリーア・情報が、

そっくり、〈インダス(川)文明!〉の地に移行して、

モヘンジョダロを中心に、栄枯〜盛衰し、多神教の、

古代宗教・バラモン教は、アーリア人の侵入によって、

ヒンドゥ教と変性しやがて、一神教的な理念の仏教に、

一時的に押さえ込まれてしまった、その地に、

稲作は伝播され……やがて稲穂は、中国大陸の文化圏を経て、

古代‐日の本・出雲の、国引き神話の地〈稲佐の浜〉に、

はるばると、ゆったりとやって来たらし。

『モロッコ・サハラ砂漠』No.1   ——稲穂の旅

「良し!・悪し」「善も・悪!」

「好き・嫌い!」「ハイ!・イイエ」

裏〜表な言葉たちが、それぞれに、

秋〜満天の空に溶け、たなびく雲となり、

砂漠行く、隊商の姿を模した雲と結ぶ

……昔むかし(Érase una vez)

はるか北アフリカの、人類の始祖・

アダムとエバが、生まれ来た、

故里の地を、目指しているるか。

《月の砂漠》の唄に似て、

オオククニ‐皇子(príncipe/プリンシペ)と、

スセリ皇女(Princesa/プリンセサ )さまと、

砂嵐で離れ、離れにならぬよう、

互い紐で結んだラクダに、揺らり〜

ゆられて、サハラ砂漠ゆく、

アフリカはモロッコ国、

サハラの砂漠も、昔しむかしは、

緑豊かな森林・草原地でした。

人類発生の地・アフリカでは、

新説‐アダムとエバ(イブ)一族は、同時期に、

あちらこちで、多民族発生していたらし。

『空と海と白浜のエメラルド諸島』No.2

突然、天蓋(てんがい)をひっくり返したかのようなスコールが、

渇いて塵埃(ほこり)立つサンゴ砂(Arena/アレナ)の地に、

深くふかく底い深くまで、染しみ込んでいるる。

スペインやアメリカよる植民地支配の辛酸・辛苦! し、

旧‐日本帝国軍の侵略に抵抗した、怨恨の血涙を、

浄め流すように、空(くう)の働き侍する女神ワカヒルメ大神(おおかみ)の、

慈愛の涙降るる……過去の惨劇の闇を、

忘却し葬り去るのではなく、清澄な光を椰子樹にともし、

ヒトの世界の、心の底のそこに潜む黑闇を、

「ハレ!」やかにしてく……

ルソン島・セブ島……の、逢魔(おうま)が時の夜空には、

今日も新たなる光を宿した、星〜星が、

大空そらいっぱいに、瞬(またた)き清めしているるか……

天上〜天下は、「本日も、晴天なり!」

『空と海と白浜のエメラルド諸島』 No.1

——フィリピン共和国(Republika ng Pilipinas/タガログ語)

はるか宇宙(Espacio/エスパシオ)の底のそこ端まで、

透明なブルーに、ハレ渡ったかの虚空そらを、

映じているフイリピン諸島の、ぐるりサンゴ礁の海、

眩まばゆいクリスタル・ブルーから、透明なエメラルド・グリーンに、

変化してゆく、ルソン島・セブ島・ボラカイ島・レイテ島……

その数‐世界2位〈*〉を誇る島々の、砕けたサンゴ成す、

白肌色の砂浜とが、過去(El pasado/エル パサード)、

何事もなにごとも無かったかのよう、

コラボレーション! しているる、

空(Cielo/シエロ)と海(Mar /マール)と白い浜(Playa blanca/プラヤ ブランカ)。

海風を和らげるかに、海岸線に沿って立ち居ならぶ、

ヤシ樹たちの嫋(たおや)かで、やさし樹影がパラソルしてる。

いつ果てるとも、一つとして同じ姿形のない、

波浪の舞踏劇〜〜波模様……日の本の葛飾北斎は、刻々と、

無限数に変貌する白浪を《富嶽/ふがく百景》に、

その繊細な動体視力でピン留めて、浮世絵を世界アートに。

富士山をピラミット型に鋭角にした、ルソン島‐

最高峰のマヨン火山(volcân/ボルカン)が、天高く聳(そび)えているる。

〈*〉註=島の数で世界一は、インドネシアで17500(18110)、2位はフイリピンの約7100(7500/最近発表)、3位の日本は6852です。( 第53回日本統計年鑑/総務庁統計局)

〈*〉註=マヨン火山は富士山を更に、円錐形にした美しい(マヨン)山です。17世紀から21世紀初頭に掛けての400年間に50回以上噴火している。最近では2013年5月7日に大噴火して被害者が出ている。