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『蔵王連峰<蔵王権現>金峯山』
平成26年9月
 

 

《蔵王連峰の仕組み》 No.3

 蔵王山頂の刈田嶺神社には水の働きの天水分(あめのみくまり)神・国水分(くにのみくまり)神が祭られていますが、大元の神‐クトコタチ大神の名前は、各山岳‐地や里宮の神社にも全くそれらしきお名前は見当たりません……潰されて封じ込んで、その存在を抹消し、ここには居ないものにしてしまっています。
 ちなみに里宮の刈田峰神社は白石川と松川の合流地点に有りますので、水分神をお祭りすることは矛盾していませんが、里宮の神を山頂に祭ることは矛盾しています。 他の山々では里宮は、山上の神を山裾にお祭りする為の神社となっていますが、ここでは逆バージョンになってしまっています……何か、意図があるはずです。
 天水分(あめのみくまり)神・国水分(くにのみくまり)神は純粋な水の神ではありません! 旧体制宇宙のイザナギ機械(妖怪)システムによって旧‐土の神の働きを混ぜられて、作り替えられた機械自然神(サイボーグ)です。機械システムを脱皮してゆけば、自然神のセセラギヒコ神・セセラギヒメ神に成ることができるはずですが……。
 旧体制宇宙システムがその元の神を潰して封じ込め、歪めて魔物・妖怪として隷属化させたとしても、その神の働きを利用する訳ですから、特性の一端は残ってしまいます。

 「……蔵王の<クニトコタチ大神>にもあって、ここでも父神変化(へんげ)の山の主に押さえ込まれていた。その蔵王に封じ込められていた<クニトコタチ大神>が、東北総鎮守の塩釜神社の真の祭神なのである。」        (佐田御大師述)

 その「父神変化の山の主」とは、<蔵王大権現!>——機械妖怪化した父なる神・イザナギ神のことです。
 蔵王連峰にはクニトコタチ大神を潰す為に、いくつかの仕掛けがしてあります。

 それも旧<神界・仏界・霊界>システムを使って、クニトコタチ大神と、妻神‐ヒツジヒメ大神を封じ込めています。両神だけでは無く、蔵王連峰には他の神々も潰されて封じ込めを受けているようですので、この後に検証してゆきたいと思います。
 
           
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