『中国の潰されたスセリヒメ神の仕組み』No.6

山頂の<貴船神社>の本社は京都の鞍馬山にありますが、全国に約450社あり、主祭神は水の神<高龗神(たかおかみ)・闇龗神(くらおかみ)>ですが、イザナミ神が国産みの最後に火の神迦具土神(かぐつちしん)を産んで女陰ホトを火傷して死んでしまい、黄泉の国に落ちた神話がありますがその時、夫神-イザナギ神が怒って迦具土神(かぐつちしん)を十束剣(とつかのつるぎ)で切り落としましたが、その時に剣から滴り落ちた血から八柱の神が生まれたとのことです。7・8番目の神が高龗神(たかおかみ)・闇龗神(くらおかみ)のことですが、この神話には異次元での、イザナミ神・スサノオ神が結束してイザナギ神の絶対支配体制の宇宙を奪還だっかんする、と言う秘め事——母神と子神が一緒になって父神を倒そうとしたことが、罪(母子相姦罪!?)として裁かれたことを暗示しています。

それは地球人類三回目の<ムウ大陸の仕組み>に失敗したスサノオ神が潰されて、海の底に封じ込まれる神話に連関してゆきます。

基本的には水の神はクニトコタチ系の神ですが、何故か山の山頂に祀られることが多いです。蔵王の山頂にも水分神みくまりしんが魔王神(潰されたクニトコタチ大神)と絡めて祀っています……。太白山山頂の貴船神社の神‐高龗神(たかおかみ)闇龗神(くらおかみ)は潰された水の神ですが、その水の働きでスセリヒメ神を封じ込んでいることになります。この形は八幡神社の池水にスセリヒメ神を潰して封じ込んだ真名井の仕組みにも繋がっています。貴船は宇宙賢者の乗る船(天鳥船/あめのとりふね)を表していますので、両神が太白山の仕組みを潰して押さえ込んでいることになります。