(国旗図) (軍旗図)
国旗 軍旗
*「メキシコの国旗」エクスぺディア図の参照
メキシコ合衆国の国旗は世界中の国旗と比べますと、異質・異様なデザイン図が描かれている。左から緑色・白・赤色の地の国旗(イタリアの国旗・他)までは普通ですが、真ん中の白地にはよく見ますと、湖に島(岩)がありそこにサボテンが生え、サボテンには大鷲(ワシ)が止まり蛇を咥(くわ)えている。
ここまではメキシコ合衆国の前身<アステカ王国>に伝わる、国造りの為の予言された神話‐図像ですが、何故、水(五大湖)に島(岩)がありサボテンが生え、そのサボテンに大ワシが蛇を咥えて止まっているのか、疑問・感嘆‐符(?!)を置きますと全く違った異次元の風景が現われてくる。
他の国の象徴的デザイン図のある国旗を見ますと、ウガンダのドミニカ国の飛躍と大志を現す国鳥で絶滅危惧種の<ミカドボウシインコ>であったり、力・偉大を象徴する国鳥の<アンデスコンドル>のエクアドルの国旗、ウガンダの国鳥の<ホオジロカンムリヅル>の国旗、パプワニューギニアの風を食べて生きると言う伝説の国鳥<極楽鳥>の国旗、他にはオリーブの枝を咥(くわ)えた鳩や、海を治める力の象徴<軍艦鳥>、アンデスの守護神<コンドル>の国旗、いくつかの国で使っている獅子(シシ)‐ライオン図の国旗……他・等となっている。
メキシコ合衆国の国旗の表向きの意味は、アストラン(アトランティス?)の地を出発した先祖<アステカ人>が長い旅の末に、建国の地を「この図像のような場所に建国せよ」との、神話的予言の地——現在のメキシコシティーがある場所に構築したことに因んでいます。当時、世界最大の30万人都市<Tenochtitlan(テノチティトラン)(石のように固いサボテン/古典ナワトル語>を中心に、近隣の国々を併合して一大帝国を成したことになりますが、奇異な国旗の紋章はアステカ建国の神話的予言を象徴して作られました。