『洞爺湖とアステカ-テスココ湖』No.2

<縮図日本>についてですが、世界の十大陸を縮小して集めますと日本列島——北米は北海道、南米は台湾、ロシアは東北、中国は北関東・南東北、ヨーロッパは中国地方、アフリカは九州、オーストラリアは四国、グリーンランド(北極)はサハリン、南極はルソン島となりますが、必ずそれら互いの間には具体的な共通点があるはずです。アステカの中心都市<テノチトラン>は島に築いた水上都市でしたが、洞爺湖を見ますと同様に湖のほぼ中央に<中島>という島があります。

北海道虻田郡《洞爺湖》のほぼ真ん中に四つの島があり、それらを総称して<中島!>と言い、大島(ポロシリ)、饅頭島(ポンモシリ)、観音島(カムイチモセリ)、竹島(トプモシリ)等の島で成り立っていますが、島の背後の奥には羊蹄山が見えます。手前南から東山(ノッケタヌプリ)、北山、西山(トーノッケヌプリ)の小高い山がありますが、その内の西山(トーノッケヌプリ)はピラミット型!をしています。

アステカの中心都市<テノチティトラン(石のように硬いサボテン)>は、旧テスココ湖(月の湖/他3湖)の島を中心に造成されましたが、後スペインに侵略・征服されてから……次第に湖の水は抜かれ、埋め立てられその上に、メキシコの首都メキシコシティーが建造されました。その下には破壊されて埋められた、呪い祭祀が行われた<ピラミット!>や遺跡、生け贄になった捕虜やアステカ人の屍……他・等が封じ込められることになりました! 洞爺湖の中島の西山(ピラミット型の山)と、潰されたピラミット(遺跡)はリンクしていることになります。