メキシコ合衆国の現在の国旗は「緑・白・赤」の三色構成ですが、スペインから独立するときに掲げた<3つの保障>諸州の独立<緑>と、宗教の純粋性<白(キリスト教・カトリック)>と、合衆国の諸民族の統一<赤>」を表現していますが、特に白地の意味はキリスト教・カトリックの宗教支配による解釈です。現在カトリック教徒はブラジルに継ぐ世界第二位の信徒数ですが、メキシコの総人口の八割を占め(2014・7・26)、その儀式や祭りはアステカの民族宗教とまぜこぜになっている。キリスト教人口は97%にも及ぶ。
例えば、聖母マリアの全身像の肌が現地人のような褐色をしていたり、合衆国あげての「死者の日」の祭りに、骸骨の人形を先頭にパレードをして、人々は顔にドクロの化粧したり、その面を被ったりして死者達が帰ってきた事をお祝いします……。死者への祭壇(オフレンダー)や墓地には、故人の写真が飾られて、好物やお香・ロウソクが、特にマリーゴールドの花は墓地や街から溢れ出さんばかりに飾られます。
改めまして、メキシコ合衆国の国旗の中心のイラストについてですが、「ワシがヘビをくわえて湖沼のほとりのサボテンにとまっている所に出会ったらそこに都を築け」と言う、アステカ帝国‐建国の伝説に由来していますが、それは<キリスト教・カトリック>をバックに、少数のスペイン軍に征服され植民地化された<アステカ>民族と、その守護神・オオクニヌシ神(妻神‐スセリヒメ神)の負っていた仕組みが潰され乗っ取られた姿を象徴しています。
それを神様の世界では<真名井(まない)の仕組み>と言いますが、旧体制機械妖怪システムに潰されたオオクニヌシ神が島や岩に、スセリヒメ神が池や湖の水に、セットで封じ込められた仕組みのことです。
本来<真名井>は神の世界にある、清冽な水がこんこんと湧き出でている泉・井戸のことですが、旧体制システムはそれを逆用して、アトランティス系の仕組みを負ったオオクニヌシ神を水を囲む岩に、または水の中の島に、その水の中にはスセリヒメ神を潰して封じ込んでシステム化しています。
若狭湾・天橋立の籠神社の奥宮<真名井神社>はその中心ですが、その仕組みには、宇佐八幡宮を中心に全国の八幡神社の境内には、池があり中島(岩)があり、場合によっては島に市杵島姫(イチキシマヒメ)(潰されてサイボーグ神化したスセリヒメ)神を祀り、両神を潰して封じ込んだシステムが潜んでいることを窺うことができます。