——<ミタマ調べ>・<異次元からのお言葉>の仕組みへの布石
<1>空(くう)・ミタマの働きを司る神様:
わたくし達人類はじめ、神・仏・霊……諸々の生命の本体の、《魂(ミタマ)》の働きを司る神様のあり。そのご神名を《事代主(コトシロヌシ)神・稚日女(ワカヒルメ)神》と言いますが、特にコトシロヌシ神は、別名「八重(やえ)事代主神、八重言代主神、玉櫛入彦嚴之(たまぐしいりひこいつの)事代神、都味歯(つみは)八重事代主神、積羽(つみは)八重事代主命、辞代主(コトシロヌシ)神……」とも言います。
想像を絶する久遠の過去の生命・宇宙で、神・仏・霊・人間……の生命・誕生の源初的世界におきまして、わたくし達の生命・宇宙の基本的な生命体の<神々‐誕生!>に、不具合が起こりました(後述)。
特に空・ミタマの働きを司ります<コトシロヌシ神・ワカヒルメ神>が潰れて汚れ、魔物神(鬼神)となってしまいました。両神は落ちた黄泉(よみ)の世界から<魔-言葉・空‐虚>の働きを通して、わたくしたち生命・宇宙にその影響を与えて、支配しようとしてきた経緯があります。
コトシロヌシ神——「辞代主」辞(ことば)=真言葉(まことば)・詞に代(よる)・司る神様は、逆に言葉によって「都味歯八重・積羽八重」=ツミはヤエ〈罪は八重〉=何重(いくえ)にも罪を犯してきてしまって、鬼夜来(おにやらい/鬼神・節分の鬼)となってしまったと言うことでした。
本来のコトシロヌシ神は、自然の諸力・六大要素の<空くう・魂(ミタマ)>の働きを司る神様で、イビキヒコ神と言い、その妻神はイビキヒメ神(ワカヒルメ神)と言います。
日本語は言霊(ことだま)・言神(コトダマ)=イノチ本体の魂(ミタマ)の働きを宿した言葉——意味・働きを指示する言語ですが、その<魂(たましひ/ミタマ)>の文字は何故か「云(言)+鬼」と言う言葉の組み合わせでできています。どの辞書を調べても、魂が云-言(葉)と鬼と言う文字で何故、成り立っているのか核心をつく説明は見当たりませんでした。