『稲荷神社‐イナリ神・キツネ神の仕組み』No.1

世界六大民族——縄文人・弥生人・荒吐アラハバキ(ツングース)族・アイヌ民族・イスラエル十二支族の中の、特に<前-出雲族・熊襲クマソ族>は、世界の縮図日本の大和‐スセリヒメ大神の潰された<カサラギヒメ大神の仕組み>の中の、潰されてサイボーグ神にされてしまったイナリ神・キツネ神の<稲荷神社の仕組み>に係わっています。

稲荷神社の仕組み地の一つ、京都府の稲荷山山頂に向かって赤い千本鳥居が立ち並ぶ、その裾には朱塗りの立派な社殿を有する稲荷神社の総本宮<伏見稲荷大社>がありますが、その支社の稲荷神社は全国に三千社以上、特に地方の旧家や農家の裏庭や、都心のビル屋上にも石造りや銅版屋根の木製の小さなイナリ社や、コンクリート造りや焼き物製の小さいイナリ社が、日本列島にはその数計り知れぬ程あまた存在しています。

『魂(ミタマ)・言の葉&意識の働きを司る神の仕組み』No.6

久遠の過去の原初的な生命・宇宙の時から、男性神は表の宇宙(せかい)運営を行い、常に女性神は日陰的存在で、使い古されて汚れ・廃棄されたゴミ・ヘドロを浄化する、後始末的な役目を負わされてきました。汚れて堕落した旧-機械体制宇宙の浄化システムをそっくり表現しています<大祓詞(おおはらえのことば)>——日々神社で神主さんが神様に奏上(そうじょう)していますが、その浄化神の<祓戸(はらえど)の大神>は「水(滝・川)・セオリツヒメ神、風・イブキドヌシ神、地(渦潮)ハヤアキツヒメ神、火・サスラヒメ神」となっていますが、<空(くう)の働き>の神・ワカヒルメ神は、夫神・コトシロヌシ神とともに、黒闇の黄泉(よみ)の国に落ちていましたので、その浄化神としても加わっていませんでした……。

生命宇宙の創生の始めの女性神の誕生に、女性性への差別が生じたことにプラスして、更に想像を絶することが起きていました。無源‐生命が汚れていたことで最初の夫婦神には<生殖器!>が付いていませんでした。その為にこの宇宙の外の無源領域からエネルギーを取り込んで(粘着力)、生殖器を作りそれを夫婦神に取り付けたと言うことですが、体内に取り込まれた生殖器は女性神にとって、特に不調和な異物として働き、生殖・受胎には死に瀕(ひん)する程の激痛が生じた為に、それを切り取って宇宙のゴミ捨て場に捨ててしまうことになります。

『魂(ミタマ)・言の葉&意識の働きを司る神の仕組み』No.5

両性具有の<一者・一人神>では、子供神=次の宇宙(せかい)を産み出すことはできません。無源‐領域の生命エネルギーはそっくりそのまま<一者>の陰・陽の働きを成していましたので、両性具有の一者の働きから男性神・女性神を分離することになります。男性神・オオクニヌシ神のはじめさん・本身(ほんみ・本体)には、プラス・陽・善魔(偽善)の働きを、女性神・スセリヒメ神のはじめさんのセット女の反身(はんみ/半身)には、マイナス・陰・悪魔(偽悪)の働きが具備されてしまったとのことです。

それは生命・宇宙の始まりが、汚れていた無源‐生命の働きから始まってしまった為に、<魔・欲望>を追求する世界‐展開になってしまったからでした。それも純粋な正神の働きではなく、男性性(白魔神)と女性性(黒魔神)の反極する働きに分離——女性神には魔的で否定的な働きが与えられてしまい、生命・宇宙のはじめから<女性性差別>が発生してしまったことになります。

日本式の結婚式では女性の頭髪は、女性は文金高島田(ぶんきんたかしまだ)に豪華に結いますが、それを白い布の角隠(ツノ!かくで覆っていますが、古来から風習的にも「女性(性)には角がある!」とも言われてきていましたが、女性は人間界でも差別的な存在だったことを象徴しています。

異次元の神々の世界では宇宙‐浄化革命の中で、女性神への魔的・否定的<差別的な働き>は、仕組み調整が成されそれはすでに浄化・脱皮されています。

『魂(ミタマ)・言の葉&意識の働きを司る神の仕組み』No.4

この生命・宇宙を初めに生み出したのは神ではなく《無源!》生命でした。無源が生命・宇宙を創生致しました。無源が純粋な《無源》だったならば、時間・空間を形成する<宇宙>は生み出されることはありません。わたくし達がそれと理解できる生命・宇宙のはじめの《無源》は、何故か70%近く汚れていたようです。汚れていた無源の生命エネルギーのエッセンスから、生命・宇宙が誕生して行ったことになります。

無源の意志は原始的な諸力(自然の諸力・五大要素)を通して働き——<張力>エネルギーが<空(くう)の働き>で無源に空域を形成して、一者(両生具有の神・はじめさん)が成育する為の、一つの星のある<生命・宇宙>が誕生しました。無源-生命が汚れていた為に、純粋な男性神・女性神がそれぞれ独立して生まれて来ることはできませんでしたので、両性具有の神<一者・はじめさん>は、物質的な現象世界からではなく<精霊界>の精霊から、根源的生命体としての<神>への生命進化が展開することになりました。ミクロ的生命種から細胞分裂・成長を繰り返して……原始的な自然界に生命体が形成されて、植物〜動物〜人間〜両性具有<神・はじめさん>へと進化・脱皮して行ったようです。

『魂(ミタマ)・言の葉&意識の働きを司る神の仕組み』No.3

または仏教の法華経では「シャカ如来は<如(にょ)>=真如・真理・無・仏法(ダンマ)の永遠不変の世界からやって<来>た、久遠実成(くおんじつじょう)の仏(永遠の過去から悟りを開いていたホトケ(生命)である」等々、神的(仏的)な存在を、永遠不滅で絶対的存在として説いていますが人間同様に、<神・仏・霊>も次元を違えて、時間の長短はあれ<生き・死に>して生存している生命体です。

自然な生命進化-過程をたどれば、本来「人間は神となることができる」ことに成っていたのですが、わたくし達人類の生存している20世紀末頃までそのことは……久遠の過去からずっと疎外され続けてきていました。

宗教では「神の教えに背いて人間が堕落しているから、この世界に戦争や争い、殺人、詐欺・虚偽・偽善、惨劇やトラブルが絶えない」などと説いていますが、神が人間はじめ生命・宇宙を創造した完全無比で、自由・調和な存在でいたならば、いとも簡単にこの歪んで汚れ切った人類・世界を変えてしまえば良いわけですが、それが出来ずに今日まで来てしまっています。

日本神話(古事記・日本書紀・他)や世界神話(ギリシャ神話・聖書・各国神話)で、神々の世界での争いや、矛盾した生命体としての神について記していますが、<神話>は荒唐無稽こうとうむけいなイメージで作り上げた空想物語ではなく、人類の歴史と同様に、異次元の神・仏・霊の生命・宇宙を機械システム化し、堕落・支配してきた(魔的)神々の側に立って都合よく書かれた、神の世界で起きたお話のことです。

1975年からこの日本列島(縮図日本/世界の十大陸を集めますと日本列島になる)で始まった、佐田靖治御大師と<光の会>のミコトモチ(魂/ミタマが覚醒した者)・グループを中心にして、わたくし達の《浄化の会》も遅ればせながらそこに合流して、始まりました<神界革命>&〜続く<宇宙革命>によって、歪んでしまった神々の生命・宇宙について、その発生の源の《無源》の消滅・不在について、明確に開示されることになりました。同時に自然の諸力・六大要素の<空・ミタマ>の不条理な働きについて、それを司る<コトシロヌシ神・ワカヒルメ神が<鬼>と呼ばれる経緯についても明らかとなりました。

 

『魂(ミタマ)・言の葉&意識の働きを司る神の仕組み』No.2

特に生命‐本体の<たましひ・ミタマ>と言う文字に、神(云神)ではなく、あえて鬼(魂)を持ってくる! 鬼(魔物)を象形文字とする辞書的な意味解釈ではなく、他に何か深い意味があるのではないかと、ずっと疑問に思ってきました……。

ここで「神とは何か、魔神・魔物とは何か」について記しておきます。現在、異次元の太陽系宇宙を中心にして<宇宙浄化・宇宙革命>の先導役の佐田靖治御大師(仕組みの会-宰主)が、「人間が進化して神となった!」と、月例会の講義録の中で言われていたことを眼にしましたが、とてもその言葉に衝撃を受け、同時に安堵いたしました。

日頃「人間は神となる道をゆく」と説いていながら、その根源的な意味について理解していなかったからです。人間が亡くなって、四十九日の間に「自己浄化・自己脱皮の仕組み浄化行」を通しまして、神上がりしてゆく先祖霊により、その言葉の意味は確認できていましたが、何故「神は、人間から神となるのか?」の根源的な意味は不問のままでした。

今までの宗教では、特に聖書のヨハネ福音書では、「太初(はじめ)に言(ロゴス)あり、言は神と偕(ともに)あり、言は神なりき。この言は太初に神とともに在り、萬(よろず)の物これに由りて成り、成りたる物に一つとして之によらで成りたるはなし。之に生命いのちあり、この生命は人の光なりき……」「太初に神は天地を創造された」(創世記1章)

 

『魂(ミタマ)・言の葉&意識の働きを司る神の仕組み』No.1

——<ミタマ調べ>・<異次元からのお言葉>の仕組みへの布石

<1>空(くう)・ミタマの働きを司る神様:

わたくし達人類はじめ、神・仏・霊……諸々の生命の本体の、《魂(ミタマ)》の働きを司る神様のあり。そのご神名を《事代主(コトシロヌシ)神・稚日女(ワカヒルメ)神》と言いますが、特にコトシロヌシ神は、別名「八重(やえ)事代主神、八重言代主神、玉櫛入彦嚴之(たまぐしいりひこいつの)事代神、都味歯(つみは)八重事代主神、積羽(つみは)八重事代主命、辞代主(コトシロヌシ)神……」とも言います。

想像を絶する久遠の過去の生命・宇宙で、神・仏・霊・人間……の生命・誕生の源初的世界におきまして、わたくし達の生命・宇宙の基本的な生命体の<神々‐誕生!>に、不具合が起こりました(後述)。

特に空・ミタマの働きを司ります<コトシロヌシ神・ワカヒルメ神>が潰れて汚れ、魔物神(鬼神)となってしまいました。両神は落ちた黄泉(よみ)の世界から<魔-言葉・空‐虚>の働きを通して、わたくしたち生命・宇宙にその影響を与えて、支配しようとしてきた経緯があります。

コトシロヌシ神——「辞代主」辞(ことば)=真言葉(まことば)・詞に代(よる)・司る神様は、逆に言葉によって「都味歯八重・積羽八重」=ツミはヤエ〈罪は八重〉=何重(いくえ)にも罪を犯してきてしまって、鬼夜来(おにやらい/鬼神・節分の鬼)となってしまったと言うことでした。

本来のコトシロヌシ神は、自然の諸力・六大要素の<空くう・魂(ミタマ)>の働きを司る神様で、イビキヒコ神と言い、その妻神はイビキヒメ神(ワカヒルメ神)と言います。

日本語は言霊(ことだま)・言神(コトダマ)=イノチ本体の魂(ミタマ)の働きを宿した言葉——意味・働きを指示する言語ですが、その<魂(たましひ/ミタマ)>の文字は何故か「云(言)+鬼」と言う言葉の組み合わせでできています。どの辞書を調べても、魂が云-言(葉)と鬼と言う文字で何故、成り立っているのか核心をつく説明は見当たりませんでした。