『五月度<光元堂グループ>の仕組み浄化の祈願文』

 

○『太陽系宇宙の元の<革命の星>以前の<天之御中主(アメノミナカヌシ)大神>グループによる宇宙浄化・宇宙革命の仕組み潰れ・潰し〜完全浄化・完全脱皮・完全調整』

○『仕組み革命に失敗したアメノミナカヌシ大神が<高御産巣日(タカミムスビ)大神>にレベルダウンし、そのグループも仕組み革命に失敗し&〜<神産巣日(カミムスビ)大神>へレベルダウンしたそのグループが、更に仕組み革命に失敗した連鎖の仕組み‐潰れ・潰し〜完全浄化・完全脱皮・完全調整』

○『<神産巣日(カミムスビ)大神>グループが仕組み革命に失敗し、<アメノトコタチ大神>へとレベルダウンし、そのグループが更に革命の星の<仕組み−潰れ・潰し>〜完全浄化・完全脱皮・完全調整』

○『アトランティスの仕組み革命(4世代)に失敗し、4度に渡る大陸の沈没後に残った<アメリカ大陸>(呼称前の)「亀の島(Turtle Island/北米大陸)」での、今日に至る《アメリカ‐インディアン(旧アトランティス人)》の仕組み潰れ潰し&西欧白人種による弾圧・民族抹消支配システム〜完全浄化・完全脱皮・完全調整』

○『アメリカ大陸<亀の島(Turtle Island))>のインディアンの仕組み潰れ潰しを《ジェロニモ霊界神》による<キリスト教の霊界の仕組み>に係わる<つぬぶて山/世界&日本‐神行>各五十山の仕組み〜完全浄化・完全脱皮・完全調整』

*<つぬぶて山>は宇宙浄化・宇宙革命の仕組み潰しを悪逆非道に行なっている、潰れて魔物化・妖怪化した神々を処刑する場所で、群馬の赤城山(名前は血の赤色を表す)は中でも中心の山となっている。処刑されて無に帰するか、新たな神として生まれ変わるかを選択することができる。

 

『チャペルの鐘』 No.1

——古代の南米・中南米‐文明の神話《羽毛の蛇》   中嶋 稔

〘序 詩〙(導入)

神話(ミソロジー)は荒唐無稽(こうとうむけい)な、

空想的つくり話ばなしなどではなく、

異次元の神様の国で起きた、お噺(はなし)のことです。

日の本‐埼玉県さいたま市の〈別所沼公園〉は、

狂気的な天候異変から、逸(まぬが)れているかのように、

紺碧(こんぺき)の空と、落葉樹の鮮烈なグリーンが、

透明な池にミックス・ジュースして、溶け込み、

折々に、穏やかな佇(たたずま)いを彩色している。

間仕切りが曖昧に成った、暖冬には、

沼の表面(サーフィス)から、ロート状の噴水がふたつ、

大白鳥(しらとり)の羽毛(うもう)を、惜しげなく広げて、

遅咲き‐真っ盛りの、鮮やかな黄・橙・茶の紅葉と、

多彩にコラボレーションしている。

 

手入れの行き届いた、橙色にペインティングした、

ヌマスギ〈*〉樹の林、メキシコ原産の黄金色の、

円錐形を彫像した、メタセコイアの並樹道、

〜♤♤♤♤♤〜落ち葉の絨毯(じゅうたん)が、人々を招き、

カサカサ・カサゴソ歩いているる。

噴水がひときわ大きく抱擁ポーズして、綿毛の和音を奏で、

対岸の緑と黄の樹木が沼面(ぬまおもて)に、ジョルジュ・スーラが、

セーヌ川の《ジャネット島》〈*〉で、微妙・繊細に、

苦労がさねした〈点描写!〉絵画している。

冬錆びの忍び寄ってきた、日曜日の公園は、

満開の散歩人(びと)が、暮れなずんでいるる。

 

一陣の竜巻きが、公園を駆け抜けて行き、

落ち葉たちが、くるくると舞い舞い放下(ほうげ)してる。

「失ったモノの数量(かず)より、その質の深さをはかれよ!」

ひっそりと孤高然と立つ、青銅(ブロンズ)製の、

ケツァルコワテル神像〈*〉が、独り言したかのよう。

ネット上では「カッパ少年!」とも呼ばれていた。

「偶像崇拝など……ここにわたくしが、居おるわけもない」

良く視ると、錆び付いたしわがれ聲がしたご神像は、

端正な欧米人風‐顔(かんばせ)に……カッパの嘴(くちばし)に似た、

大きな轡(くつわ)をキツく、はめられているる。

 

「眼に視えない異次元世界(せかい)には、話しつくしても、

伝わらない真実(トゥルース)! あまた秘め事のあるる」

銅像の背後には、十二分に背の伸びたシュロ樹が12本、

いく本も生えた、扇子の竹骨を大手に広げたかの硬い葉で、

この地から出て行かぬよう!「どんな罪‐犯したの?

コワテル神像をしっかりと、警備‐封じしているかのよう……

正面にはマヤ・アステカの、生け贄(にえ)した‐祭祀・祭壇の、

ミニチュア‐ピラミッド風な、石台が設(しつら)えてある。

眼下〜左右には、四季折々に花を絶やさぬよう、

彩り開花する花壇あり……昔し、むかしから、

中南米‐インディオの食物だった日輪草(ヒマワリ)が、

記録更新の今夏の酷暑にもめげずに、

ピンと背を張り、大輪(たいりん)の花を咲かせていた。

 

小説『夢幻都市&機械都市』 半覚半睡より目覚めて A 1

《始まりの章》

三日三晩、デスク・ワークでの徹夜状態が続いて気づいたら、宇都美源一自身が真っ青な空間に浮かんでいて、机で仕事をしているもう一人の自分を視ていた。「45856……の56の入力が違っている!」と呼びかけても当然、現実の自分に言葉は通じなかった。世に言う幽体離脱が起きていた。

そのまま何処か遠くに行きたいと思えば、「自由に何処にでも行ける!」との思いが起きていたが、「書類を打ち間違えている自分を置いて、何処か飛んで行きたい……外国に行くわけにはゆかない」と思ったところで、デスクトップの松葉浩介に「おーい源一、椅子から転げ落ちるぞ!」と呼びかけられ瞬く間に、我に還えることになっていった。

まるで居眠りをしたコト以外、何事も無かったかのようにその日は、そのまま仕事を続けた。幽体離脱したことよりも、「そのままどこか、外国に行けたなら……」のことの方が、惜しい気がしていた。特に最近は中南米のことが気になっている。理由は良く分からなかったが、昼になると異常にメキシコ料理が食べたくなっていた。

メキシコ料理と言ってもたった一度、代表的な料理の<ナチョス>を結婚式場で食べただけだった。味は全く覚えていないが、トポスにたくさんのアボカドを並べて、メキシカンビーンズとチーズをこれでもかと言うくらい載せて焼き上げた、香ばしいカリカリ–食感を覚えていて、いつかまた食べたいと思った。

幽体離脱が起きた時、焼けたチーズとビーンズの香ばしい匂いがしたように思えたからだ。実際は社員の誰かが、トーストにボーダーチーズを載せ、スパイスを振り掛けてオーブンで焼いていただけだった。

自分の仕事と言っても、毎日、食品会社の集計データの数字を入力することで、宇都美源一は派遣社員だった。「この仕事をしたい!」との強い思いはなく、ただ一つことに拘束されるのが嫌で、色々の仕事をやってきていた。将来これと言った目標など持ったことはなかった。

デパートでデサントやミズノ等の会社の、スポーツ用品を販売するマネキンの仕事をしたり、子供向けお菓子のパッケージ・デザインのアシスタントや、夜中の凸版印刷で印刷物の梱包をしてそれを倉庫に移送する仕事などもしたが、早々とそれは、腰痛になったことで辞めてしまった。……縁のあった仕事は、選択することなく何んでもやった。

特に小学生のころ書道塾に通っていたことがあり、書道の文字バランスが良く書けていたことが縁で、真言宗の寺で塔婆書きを行なったことがあった。この派遣の仕事は一番長く続いたが、1年半過ぎた頃から異常に疲れてきて、あくびが出るようになり、強い頭痛が起きて何度も頭痛薬を飲んでも治らなかったので、引き止められたが結局、そこも辞めてしまった。その寺の僧侶は書道が下手で、跡取りがいなかった寺に就任して以来、檀家の代表の勧めで派遣社員にずっと塔婆を書いてもらっていたとのことだった。

その頃から宇都美源一は、精神的にストレスの多そうな所に行くと、頭痛どころか吐き気がして、ひどい時は嘔吐することもあった。特に人の多く集まる場所では、目まいがしたり、墓所地や寺院でも、時に神社でさえ頭痛がすることがあった。……人の多いデパートなどに行き、特にスピリチュアルな書籍コーナーには長くいられなかった。腰痛や目まい・頭痛がしてきて、その場に10分も立っていられなくなった。原因は分からなかったが、それは自分自身の日頃の精神的な不安定さがもたらしたもので、病気ではないと思っていたので、あえて誰かにそれを相談することもしなかった。

『洞爺湖〜幻視〜秘蜜儀軌(ひみつぎき)』(詩稿) No.1

アイヌ人は古来より、〈洞爺湖〉のことを、

山の湖「キムン・トー」と呼称してきました。

11万年前に、火山の噴火で大地に穴が空き、

洞爺‐カルデラ(釜)となり、そこに水が溜まり、

カルデラ湖洞爺湖が成形されました

幾星霜〜時経(とき へ)めぐり、2万年ほど前に、

前身の有珠山(うすざん)が造山活動を開始して、繰り返し、

繰り返し玄武岩マグマを噴出し、成層火山と、

暗色の岩滓(がんさい)‐スコリア丘を造型(デザイン)しました。

〈有珠山〉のウス(ウシ)は、入り江・馬蹄形(火山)の意で、

アイヌ人は、新しい山「アシリヌプリ」と呼びました。

ここまでは科学‐地質学的な、儀軌・規範(norm)です……。

 

それはブラヴァッキーの著作した、神智学の宇宙発生論‐

「秘密儀軌(シークレット・ドクトリン)」ではなく、

洞爺湖の秘密儀軌は、その洞爺湖と5万年前に噴火して、

造山した〈中島!〉についての、神話(mythology)でした。

〈湖(沼)と島〉、それを「真名井(まない)の仕組み」と言い、

真名井は高天原(たかまがはら)‐神の国にある、汲めども尽きない、

清らにコンコンと湧く、聖水‐井戸のことですが、

島や岩に、地球の主神(しゅしん)系‐オオクニヌシ神と、

その妻神‐スセリヒメ神が湖水に、ともに、

潰れて封じ込まれている、仕組みのことです。

地球上とくに、縮図日本の地いたる所〜八幡神社地には、

多くその真名井の仕組みが、秘密儀軌されていました。

 

『神の子池‐コンコンと』  No.3

摩周湖‐神の湖(カムイトー)の水が、湖底より沁(しみ)落ち、

伏流となって、11㌖ 離れた〈神の子池〉に到り、

コンコンとコン・コンと湧出していたと、

伝承されているるも……日-日(にち-にち)、1万2千トン!

もの湧水は、水質検査により摩周湖ではなく、

その外輪山への降水が水源となっていた、らし。

底い深くまで透明に澄みきった、緑青色(ターコイズブルー)の沼には、

幾本もの倒木が腐らずに、交差して沈み込み、

その間隙を縫って、イワナに似た朱斑点(しゅはんてん)‐赤腹の、

オショロコマ達が〈神の子〉を、背に乗せて、

ゆうぜんと泳ぎ回わり、新緑のシラカバが、

湧き水で揺らいでいる、水面を染めている。

ブナ・ミズナラ・エゾイタヤ……の原生林が、

ぐるり抱擁しているる——この伝説(フォークロア)的アートを、

〈神の子池〉に、どなた神さまがデザインなさった。

 

大自然の河川の流れ‐エネルギーの源が、

泉ならば、人類(ヒト)のイノチの働きの源泉(いずみ)は、

先人から、おヘソの奥に潜む《ミタマ)!》と聴く。

『神の子池‐コンコンと』  No.2

山の静寂を一気に、飲み込んで、

表面張力して盛り上がった、泉の水が裾から破れ、

苔むした石の堰(せき)を、乗り越えて行く。

木洩れ陽が水苔に、光の粒子を散りばめ、

湧水は時々に、蝦夷(エゾ)鹿やハイカーの喉を潤うるおしてる。

流る〜流〜流〜やがて、渓流を成形する流水は、

流る〜流、流る〜流〜流、大河にと繋流(けいりゅう)してく。

空ともなる水は天をめざし、あえなくも、

雨となって降り落ちて来たり……地に沁しみ入り、

地の下に〜底へ、水旅その行先きを尋ねる。

地下水脈となるに、場所によりけり、十年・

二十年〜百年越える、旅をするコトもあるらし。

『神の子池‐コンコンと』  No.1

苔むした岩と岩が造形する、𝖠字‐空間に、

コンコンと、泉が湧いているる……あるいは原始から、

人知れずとも、コン・コン・コンと、

いつ果てるでもなく、コン・コン、コン・コン、と、

ほぼ無音で、湧出してきましたよ。

「コン・コン・コン」と、心臓の鼓動に、

合わせるように、「コン・コン」と、時に、

人の心の扉を、「コン・コンコン」叩くように。

『ワタシは影』

いつ頃からか、「私は影!」「何者かの陰!」

「何かとしての陰翳(カゲ)!」と言う思いから、

離れられなくなっていた。

錯覚と思いたいが、日を追うごとに益々、

強くなっていった、は虚偽申し立て、で、

あまねく10年かけて、その思い強くなってきていた。

きっかけは、数珠黒(ずずぐろ)い板塀に沿って歩いていた時、

塀越しで姿が見えない、金木犀の蜜柑色の花が、

歯に衣を着せぬ善い匂いを、わたくしに被せてきた時、

何気に足元を見たら、「影が無い!」

私のカゲが……塀は、くっきりと、

路面にその影を落としている。

疑念した眼(まなこ)の薄氷を、塀の向こうからやってきた、

秋麗(しゅうれい)の風がぬぐい去っていった時、こつぜんと、

影は戻って来ていたが、「影が無い!」のではなく、

ワタシこそが「影であった!」ことを、

思い知らされた瞬間だった。

私のその奥にワタシがいて、さらに奥に、

私のワタシの<わたくし!>がいるようなのだ。

この記憶は百年〜万年〜億年〜

前の記憶のようなのだ、が「わたくしは、何?」

と分からなくとも、とまれ疑念は解けた。

肉体的な私は、偽装されたワタシと同じでなく、

<わたくし!>と言う、イノチ‐魂(ミタマ)を乗せる、

表現体としての<舟>であった。

ワタシを、私自身としていた時は終焉した。

偽装のワタシは<わたくし>から剥(は)がれて、

二度と振り返らず、慌てて、旅立って行った、

自身の魂(ミタマ)を探しに、どこぞかに……。

「人間は神になるために生まれた来た」

「人間はその多くが、かつて神であった」と、

雪花(せっか)を咲かせた金木犀を、渡る風(神)が言った。

では、「私の(ワタシの)わたくしは、だれ神?」

『出雲‐iZUMOは島でした』  No.7

〈桔梗(ききょう)色の詩章(ポエム)〉

 

「出雲建(イズモタケル)が腰に佩(つ)けた刀は、鞘(さや)にたくさんの、

蔓(つる)が巻いていて、立派に見えるが、(それは刀ではなく、すり替えた木刀で)

中身がなくてあわれだ」と、刀を振りかざして、

荒ぶる(?)木刀の、イズモタケルを成敗(せいばい)するる。

出雲国に戦勝して、西国の蛮族を支配下に置き、

意気揚々と勝鬨(かちどき)をあげてヤマト国に帰って来た

ヤマトタケルは、父‐景行(けいこう)天皇に報告するも、

少しの労(ねぎら)いも無し——かつて、父‐天皇の意向に逆らっていた、

後継者の兄‐アメノオウスを諌(いさ)めて、手・足を切断するかの、

制裁を加えてしまい、かえって疎(うと)まれて、

死(い)ね!」と言われ……その上に、国津‐神々を祭ろう、

蛮族(ばんぞく)の住む東海・東国の征伐・征服を命じられる! は、

憐(あわ)れ・哀しも、再三に及ぶ侵略‐劇に、陰謀・侵略戦争に倦(う)み疲れ、

伊勢神宮に坐(いま)す、アマテラス神の使者‐伯母(おば)の倭姫(ヤマトヒメ)を訪ねる。

 

『出雲‐iZUMOは島でした』  No.6

<国譲り神話>にリンクする、人の世のお譚(はなし)は——

大和国の景行(けいこう)天皇の命令で、皇子のオウスノミコト‐

ヤマトタケルは 、ヤマト王権に抵抗する、

九州の国津神の国の一つ、熊襲国(くまそのくに)を治める、

クマソタケル兄弟を、陰謀を巡らせて謀殺(ぼうさつ)するる。

出雲国でも、国主‐イズモタケルを策略(さくりゃく)して滅ぼす。

「やつめさす 出雲建(イズモタケル)が 佩(は)ける大刀(たち)

黒葛(つづら)多纏(さはま)き さ身(み)無しにあはれ」

ヤマトタケルはイズモタケルと仲良くなり、

出雲の斐伊(ひい)川でしばらく、一緒に水浴して、

先に上がり、イズモタケルの太刀(たち)を、

木刀にすり替えて、太刀合(たちあわ)せを申し込む……。