『蔵王連峰裾野‐遠刈田公園<地の行>』 No.5

『地の働きの身体要素‐唾液(だえき)』;
唾液(saliva)は口蓋(こうがい)‐口の中に、舌下腺(ぜっかせん)・顎下腺(がくかせん)・耳下腺(じかせん)がそれぞれ左右に三カ所にあり、いくつかの小唾液腺からも分泌されている。唾液は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液=水・電解質・粘液や多くの種類の酵素からなっている。
成人では個人差があり、一日約1.0~1.5リットル分泌されている。年齢・性別・身体的状態や、服用している薬剤、季節などによって変わる。唾液の分泌には、安静時唾液(特に刺激が無くとも分泌される)と、刺激唾液(食事などによる刺激で分泌される)があり、口腔内を湿潤(しつじゅん)しいつもうるおしている。
唾液は口腔の粘膜保護・抗菌・潤滑・水分平衡・緩衝の働きや、身体が正常な機能を行うために、自浄化・組織修復作用、特に発ガン予防・再石灰化予防などの働きがあり、さらにデンプンを麦芽糖(マルトース)に分解するアミラーゼを含む消化液でもある。
病気・ケガなどで唾液分泌が低下すると、咀嚼(そしゃく)障害・嚥下(えんか)障害・味覚障害・発音障害などが起こりやすくなる。また唾液の分泌低下や、口腔乾燥(dry mouth)により自浄化作用が低下すると、口腔内には食物残渣(ざんさ)が長期間に残留する為、う蝕(虫歯)や歯周疾患が発症しやすくなり、粘膜保護作用も低下し、  
舌や粘膜障害、義歯の不適合、舌苔(ぜったい)の増加や味覚異常、嚥下(えんか)障害も起こりやすくなる。
特に介護‐高齢者は同じような理由で、グラム陰性桿菌(かんきん)の残留により不顕性(ふけんせい)
肺炎を誘発し全身にその影響が波及し、唾液分泌の低下により不安・緊張・シェーグレン症候群や唾液腺障害、脱水や肝硬変、糖尿病など、服用薬剤(抗精神薬や降圧剤)の副作用として起こる。
大量飲酒により糖尿病や肝硬変などの合併症に罹るとその病状から唾液分泌が低下します。また、アルコールの利尿作用や食事量・水分量の不足により脱水が起こり、同様に唾液分泌が低下します。そのため口腔環境が悪化する恐れがある。                 (ウィキペディア参照)
☆ 『旧体制機械絶対支配システムより脱皮した佐田体制-
《大河はじめ宇宙》へ往路より復路への道の仕組み』)
❊〘第一段階宇宙の仕組み〙; *以下‐別紙参照