旧体制機械妖怪システムに、生命エネルギーのエッセンスを食い尽くされてしまい、潰されて乗っ取られてしまった《無源!》‐『その意思は廃墟からあぶくとなって噴き出して、我々仕組みの正統派として活動しているということにはなるのではないかと思われます。
まともな意思は食い潰されて潜在化している。発生の源が食い潰されてしまってないということの状態が、そんなことになっているとでも言うしかないわけですが、我々としてはその領域を無限亜層とするしかなくなります』
(佐田靖治御大師-述/以下カッコ内同じ)
『宇宙の底に旧体制の代表部と言ってもいいそうした組織が、仕組みの先導役、あるいは総合先導役の金やエネルギーを盗み取り、奪い取って宇宙運営をし続けている。その中心代表部の一つに太陽系がらみになっている「泥棒佐田町」「泥棒佐田王街」という領域がある。そこは色町を中心にした楽園であるが、「泥棒佐田町」は太陽系の衛星にその拠点が置かれている。』
〜つづく〜