「人間の身体・肉体の素材は、地球・旧‐星の元素からできていた!」ことになりますが、地球の大地‐身体は生命力・光を失って物質化してしまい、それ自体(鉱物‐生物の屍)から生命の芽が出てくることはありませんし、加工して道具として使われたとしても壊れればゴミとして廃棄されます。わたくし達の肉体‐細胞にも寿命があり、それが尽きて壊れれば体外に、食物の滓と同様に排出されてしまいます。
肉体の寿命は長くて100年余ですが、細胞の死で人間の生命は終わりではありません。第二の身体の幽体ゆうたいで一時的に<幽界>で生き、四十九日‐調整が行われます。それが終わればそれぞれ、人間の負っている《ミタマ》の仕組み・課題のコース——神界コース・仏界コース・霊界コースと、その下の世界=賢者界コース・魔物コース・妖怪コース)とに先祖霊として分けられます。