『新<自然>の芽生え<新‐塩>』No.3

世界一大きな塩湖はカスピ海、カザフスタンのバルハシ湖や、

グレートソルト湖があるる(面積順)。

世界一標高の高い塩湖は、チベッ自治区のナムツォ、

中東に在る塩湖は世界一低い場所にあり、ヒトの身体が浮く死海と呼称す。

カスピ海の北の低地にある、ロシアのバスクンチャク湖は、

8世紀以降に塩の産出で栄え、シルクロードを通じ東西の国へ輸出され、

中華人民共和国の山西省運城市塩湖区にある解池かいちは小さくとも、

古来より世が乱れた時に、各政権が争奪し合う要地とも成っていた。

『新<自然>の芽生え<新‐塩>』No.2

大きな塩水湖の水が引いて、千数百㎢にも及ぶ真っ白な、

塩の原野が拡がる——南米のアンデス山脈に囲まれた、

高地にあるボリビアの、ウユニ塩類平原(10,582Km2)雨季には塩湖と成る、

アメリカ・ユタ州のボンネビル塩類平原(260Km2)、

地殻変動によって生まれたトルコのトゥズ塩湖(死海に近い塩水濃度)、

乾季には真っ白な塩類平原(1,500Km2)となり、

太古の地層が露出した塩原が、雨季には塩湖となる、

オーストラリアの砂漠地にあるピンク色をしていたエア塩湖(9,690 Km2)、

かつて幾本もの河川が流れていた大陸が砂漠化し、

異種の微生物による色違えの湖が残った……

日本の宍道湖は海水と淡水が混じり合った、

塩分を含んだ汽水湖きすいこで、日本有数のシジミが棲息してる。

『新<自然>の芽生え<新‐塩>』No.1

塩(Salt)や岩塩が海や地下・山岳にある不思議、

46億年前に地球が誕生して、40億年前後に、

〈火の玉‐地球〉のマグマの海マグマオーシャンから蒸気が立ち昇り、冷えて、

雨が降り続き、やがて大洪水と成り、海<水の惑星>が誕生した。

地殻運動で陸地が生まれ、太古の海は地の下に沈み、

海の化石‐岩塩や塩湖が生まれた……塩の成分は、

陸地の形成前にすでに、海洋に誕生し生息していた、

生物の屍や、過去に星であった時の星屑の残滓ざんし……

ダイナミックな〈塩〉誕生の旅路かな。