『五感をストップして』No.5

《補詩》

放っておけば〈五感〉は、寝ても、

覚めていても、勝手に動いてる、

働いてる、すべて、脳の成せる術すべなの。

「見まい、聞くまい、話すまい」

江戸時代の、アーティストが、

日光東照宮の神厩舎(かみきゅうしゃ)の、外壁の鴨居(かもい)に、

極彩色の〈三匹の猿〉彫刻していた。

現今(いま)いまに、人類の機械科学・コンピュータ‐

〈人工知能AI〉文明が、隆盛・謳歌して、

人ビトがますます、サイボーグ化し、

〈五感〉を喪失して、無感覚的ストレスを抱え、

人間性・自然性を喪失し難儀(なんぎ)して、高度な文明砂漠の、

彷徨(さまよ)人・ヒト・人々が、群れを成し、

喪失したオアシスを求めて、隊商(たいしょう)ラクダと何処に行く。

よその星では〈新自然〉が、芽生え出しているると。