詩『いま いま いま』  No.2

 

いまいま いまを

かこと みらいが

こうみょうに

げんわくして

かどわかし するる

のろい じゅばくを

ときはなつ ために

 

いま いま いま

いまもおきた

いまとおきた

いまにおきた

いまをおきた

いまがおきた

いま おきた

詩『いま いま いま』  No.1

 

いま おきた

いまがおきた

いまをおきた

いまにおきた

いま おきた

いまとおきた

いまもおきた

 

いま おきた

いま いま いま

お き た い ま

ゆこう いまの

しゅん かんに

いつでもいま に

いま おきた

『五感 機械幻想』 No.3

 

☆「嗅覚(Smell)〕を閉じる」無嗅覚(きゅうかく)にて 

シルックな雪が沈黙して、降り継いでいる。

鼻腔を両指で押さえて、嗅覚を閉じる……

今日美きょうびの雪は、無機質な〈無〉の匂いのする。

世間の喧騒けんそうを、ひと知れず飲みこんで、

重ね着してゆく雪……いつになく、強く家が軋きしんでいる。

山里の庭のまわるい満天星(どうだん)や、蒲鉾(かまぼこ)型のつつじの生垣、

神流川(かんながわ)が色々に造形した、青緑色の縞模様の庭石、

三波石(さんばせき)たちも、不条理な雪の抱擁を受けている。

両手の平に盛った雪の綿菓子に、閉じた鼻腔を、

圧し当ててできた鼻型の空間には、戦後グローバルに、

高度に飛躍‐発展を遂げた科学文明が、

造形した機械都市の、無機物の砂漠(すな)の臭いのする。

『五感 機械幻想』No.3

 

☆「聴覚(Hearing)を閉じる」 その耳腔(じこう)で〜

現代科学文明がその技術を巧みに、駆使して生み出している、

機械‐幻想世界、この世の在りて有る喧騒(けんそう)を、シンシンとしんしんと、

降り積もる雪が吸収して、無音世界かのよう。

両耳腔(じこう)を指で押さえて、幽体の耳‐内聴覚(うちちょうかく)で聴く、

遥か彼方〜宇宙の星々で、奏でている楽曲……

宇宙協奏曲(コンチェルト)や、銀河(ミルキーウエイ)に共振して流れる夜想曲、

星〜星を回り渡る、宇宙風の奏している、

透明な水琴窟(すいきんくつ)のような、楽曲も聴こえてくるか。

今年の寒さは「寒さ」の文字も、氷結させる力あり。

いまだ一度も聴いたことのない、天使の囁きスターダストの、

ミニ氷雪と光で奏でる、無音の弦楽曲、

肉身の聴覚を閉じて聴く……

地球〜至る所〜隈なく、侵食してしまった、

電磁波のミクロ音波‐公害を、備長炭(びんちょうたん)‐炭素と、

岩塩液とのコラボの〈地の働き〉で浄化するる。

『五感 機械幻想』No.2

 

☆「視覚(Eyesight))を閉じる」 その目線を〜

左奥〜右奥に、後ろ奥〜前奥に、

上奥〜下奥に、順に内目線(うちめせん)を巡らして行き、

その焦点は、はるか遠くの星に置く。

ゆっくりと内目線を、彼方‐下方から、

反時計回りに繞(めぐら)してゆく……そうして、

遥か星を意識しながら,やはり内目線で、

時計回りにゆるやかに、移行してゆく。

肉体を内側から覆う、第二の身体〈幽(アストラル)体〉は、

スポーツマンが想念(イメージ)‐訓練トレーニングで鍛錬する〈想念(アストラル)体〉、

思念するその眼(まなこ)で、想念の世界《幽界》を内観する。

『五感 機械幻想』No.1

 

☆「五感(Five senses)を閉じる」 あえて〜

Silent(しずかに)! まぶたを瞑(つむ)る、

できるだけ強く、その仕草を、

誰にも悟られぬように。ヒトは、

真っ昼間から眼(まなこ)を、閉じることをしない。

まぶた越しに、太陽を優しく観る、

青空もぐるり見渡して観る。

一日中、開けっぱなしの眼()は、

疲労困憊で、頭痛することさえあり。

あえて強く、深く内観(つむ)る!

閉じた眼は、何事も無いかのよう、

混沌(カオス)の世界を観やる、ゆったりと。

 

『五感 機械幻想』 No.2

 

☆「聴覚(Hearing)を閉じる」その耳腔(じこう)で

現代科学文明がその技術を巧みに、駆使して生み出している、

機械‐幻想世界、この世の在りて有る喧騒けんそうをシンシンとしんしんと、

降り積もる雪が吸収して、無音世界かのよう。

両耳腔(じこう)を指で押さえて、幽体の耳‐内聴覚(うちちょうかく)で聴く、

遥か彼方〜宇宙の星々で、奏でている楽曲……

宇宙協奏曲(コンチェルト)や、銀河(ミルキーウエイ)に共振して流れる夜想曲、

星〜星を回り渡る、宇宙風の奏している、

透明な水琴窟(すいきんくつ)のような、楽曲も聴こえてくるか。

今年の寒さは「寒さ」の文字も、氷結させる力あり。

いまだ一度も聴いたことのない、天使の囁き(スターダスト)の、

ミニ氷雪と光で奏でる、無音の弦楽曲、

肉身の聴覚を閉じて聴く……

地球〜至る所〜隈なく、侵食してしまった、

電磁波のミクロ音波‐公害を、備長炭(びんちょうたん)‐炭素と、

岩塩液とのコラボな〈地の働き〉で浄化するる。

『五感 機械幻想』 No.1

☆「五感(Five senses)を閉じる」あえて〜

Silent(しずかに)! まぶたを瞑(つむ)る、

できるだけ強く、その仕草を、

誰にも悟られぬように。ヒトは、

真っ昼間から眼(まなこ)を、閉じることをしない。

まぶた越しに、太陽を優しく観る、

青空もぐるり見渡して観る。

一日中、開けっぱなしの眼(まなこ)は、

疲労困憊(ひとうこんばい)で、頭痛することさえあり

あえて強く、深く内観(つむ)る!

閉じた眼は、何事も無いかのよう、

混沌(カオス)の世界を観やる、ゆったりと。

☆「視覚(Eyesight))を閉じる」その目線を〜

左奥〜右奥に、後ろ奥〜前奥に、

上奥〜下奥に、順に内目線(うちめせん)を巡らしてゆき、

その焦点は、はるか遠くの星に置く。

ゆっくりと内目線を、彼方‐下方から、

反時計回りに繞(めぐら)してゆく……そうして、

遥か星を意識しながら,やはり内目線で、

時計回りにゆるやかに、移行してゆく。

肉体を内側から覆う、第二の身体〈幽(アストラル)体〉は、

スポーツマンが想念(イメージ)訓練(トレーニング)で鍛錬する〈想念(アストラル)体〉、

思念するその眼(まなこ)で、想念の世界《幽界》を内観する。

『善と悪 幻想』 No.4

 

もう閉じよう! 見ぬ・聞かぬ・嗅(か)がぬ・

味あわぬ・触れぬ、精巧なこの肉体サイボーグ機能、

否定的な癖・習慣・思い込み・思い上がりで、

固まった岩と見紛(みまが)う、自分‐氷山の向こうに。

超えて行こう……わたくし達はすでに、

〈覚醒〉していたことを確認する、

そを阻害する、箍(たが)をはずす。

脳を繊細に縦横無尽に、隈なく走り巡っている、

千億ほどあるアートな神経細胞(ニューロン)は、いつでも、

滞りなく、天〜地の両極に向かって、

バランスシート、光り輝き続けてるか。

人間が小宇宙ならば、大宇宙間のニューロンは、

どなたの新たな光りを宿しているる。