現時点で分かっているわたくしたちの<生命・宇宙>は、その発生の源‐《無源‐生命》から始まったことになりますが、何故かその「無源‐生命は純粋無垢な無源ではなく、汚れ・障り状態から始まってしまっていた」と言うことです。
「太初はじめに言葉ありき、言葉は神と共にあり、言葉は神なりき、この言葉は太初に神とともにありき。萬よろずのものはこれによりてなり。成りたる物に一つとしてこれによらでなりたるはなし。これに生命いのちあり……」(ヨハネ伝福音書)
太初はじめの現象‐働きは、神や言葉から生じたのではなく、「はじめに《無源‐生命》より張力(tensile)在り! <張力>より原初的‐未成熟な《自然の諸力・五大要素》‐<地・水・火・風・空>の働きが生じ、やがて<精霊界>が形成されて、最初の生命体の<精霊>が産まれ……やがて進化・生育して行きました。