中南米(メソアメリカ)の<アステカ文明>に関わる、羽根の生えた蛇神!<ケツァルコワトル神>と、その縮図日本地の北海道‐洞爺湖の、羽根の生えた蛇(亀?)神<ホヤカムイ>のアイヌ伝説とに、何らかの関連があるのでしょうか。
『虻田郡豊浦村(町)に、洞爺湖の主を憑神(つきがみ)に持っている巫女(みこ)が、神懸(が)かりとなり、大蛇に翅(はね)の生えた神を託宣(たくせん)しました、ら——
サアエエ サアオオ
俺の支配する湖のまん中に
俺はぽっかり浮上がった
寒いぞよ 寒いぞよ
湖の上へ 湖の下へ
あたまの白波を従えて
俺は泳いでいる
寒いぞよ 寒いぞよ
火を焚け 火を焚け
「アイヌ民譚集」知里真志保(岩波文庫引用)』