『望郷(Nostálgicoノスタルヒコ) 魂(ミタマ)旅 』No.2

「とまれ‐かくもあれ 行かなくては!」

無限の無限の無限〜乗倍の〈時・空〉を費消して

行われて来た 血塗られた生命・生存の惨劇史!

その屍と残骸が累々と堆積して 腐敗し

汚泥(ヘドロ)化してしまった〈過去〉にではなく

絵空事に 夢想・偽善を着飾って 

パラダイス然としている〈未来〉にでもなく

〈現今(いま)〉この瞬間に 彼方〜無限と思(おぼ)しき

宇宙の果ての地平に行って 魂(ミタマ)の眼を凝らして 

その底の底いまで 望郷(Nostálgico/ノスタルヒコ)するる