『イナバの白ウサギ』 アトランティス幻視』No.2

およそ、5万年ほど前から、1万5千年前ころまで、

大西洋(アトランティック・オーシャン)上に、

高度な文明を築いて……繁栄し、

やがて卓越した科学文明とともに、その大陸は、

四度に渡って沈下して、海の藻屑となってしまった。

U・F<天鳥船(あめのとりふね)>が飛び交う、

〈アトランティス大陸〉があったそうな。

北米大陸は辺境・未開地として、南米は湿原地帯で、

人の住みづらいエリアだったらし……人類は、

旧人・ヒト族(ネアンデルタール)から、

新人(クロマニオン)に移行した変革期の、

表現体(からだ)をまとい、なお未開人-奴隷でした。

ヒトの肉体は、物質-太陽系宇宙で、生存するための宇宙服!

アトランティス文明を、けん引していたのは——