詩篇『窓を開けて』No.6

 

「Open20(オープン )The(ザ)Window(ウインドゥ)」

「窓を開けて」あるいは、

「窓のそばに行って、外を見て下さい」と、

「何が見えますか」

「空が見えます」「どんな空ですか」

「青い空です」「青い空には、他に何か見えますか」

「雲が浮かんでいます」「どんな雲ですか」

「綿の様にフワフワしています」

「その雲を、どう感じますか」

「………」

「空の下には何が見えますか」

「緑色です」「何が、緑色しています」

「林があります」「それはどんな木ですか」

「竹です」「竹はどんな状態ですか」

「揺れています」「どんな風に揺れていますか」

「てんでんバラバラに、葉が揺れています。」

「何故ですか」「風が吹いていました」

「竹以外に何が見えますか」「杉です……」

これは大人同士の、機械化〈脳〉の対話です、

笑い事でも、精神療法でもありません。

無限の無限乗倍の、彼方‐究極まで。

「Open(オープン) The(ザ) Window(ウインドゥ)」