——洞爺湖・アステカの仕組み浄化の為の資料 No.2

『マヤアステカの神話』<音楽の起源>

アイリーン・ニコルソン著/松田幸雄訳(引用)

 

目覚める暁に、

夢見る男に、

持っている母に、

流れる水と飛びゆく鳥に、

生きることはすべて音楽となれ!

では無限の悲しみを通り

青い煙と空間のあいだを高い太陽の家に行け。

そこに父なる太陽は、

やさしくフルートを奏でる

音楽の奏者に取り巻かれて、

燃える合唱隊の歌とともに

四方に光を撒き散らす。

連れて来い、大地に!!

最高の花開くものを―—

彼ら音楽の奏者と歌手たちの集団を」。

風は急に沈黙した大地を渡り

息せききって歩みを進め、

ついにすべての調べの光の巣に住むところ

天上世界の屋根にたちいたった。

太陽の音楽士たちは四色の衣装をつけている、

揺藍の歌を歌うものは白、

恋と戦いの叙事詩を語るものは赤、

空ゆく雲の吟遊詩人は群青、

世界の峰々から太陽に挽かれた

黄金の色を楽しむフルート奏者は黄であった。

そこには暗い色をした音楽士はいない。

彼らはみな透明に輝いて楽しげで

その眼差しは遠く彼方を望んでいる。