——洞爺湖・アステカの仕組み浄化の為の資料 No.4

『マヤアステカの神話』<音楽の起源>

アイリーン・ニコルソン著/松田幸雄訳(引用)

 

やがて神―天国の四方の神は

怒り心頭に発した。

最涯ての地から

稲妻の鞭に打たれ、

その黒い飴を稲妻に刺され引き裂かれた

雲の魂は

太陽の家を囲んで集まった。

その底無しの喉からは雪の怒号が響き、

世界の狂った屋根のもとで

すべては輪を描いてひれ伏すかのように見えた、

その胸に赤い獣のような太陽は沈んだ。

恐怖に駆られ

音楽士たち歌手たちは隠れ場を求め

風の膝元へと走った。

やさしい調べを損なってはならぬと

風は彼らを静かに運びつつ

膨れる歓びを腕に抱き、

心豊かに満ち足りて

下界への旅に旅立った。

下には大地が広く暗い眼差しで天国を見上げていたが

やがて大きな顔は輝き、微笑んだ。

木々がその枝々をもち上げるにつれ

風の旅人は歓び迎えられた、

地上の人びとの歓呼の声、

ケツァルの鳥たちの翼、

花々の顔と果実の類。