世界大陸を縮小して集めると、日本列島となる不思議(ミステリアス)、
世界地図を俯瞰ふかんすると北海道は、北米大陸に酷似してる。
洞爺湖は、メキシコ・シティーの埋め立てられた、
テスココ湖・シャルトカン湖・スンパンゴ湖・チャルコ湖・
ソチミルコ湖を合わせた《旧‐瓢箪(ひょうたん)湖》に当たり、
両湖とも古代より〈羽根の生えた蛇〉伝説・神話のあるる。
中南米(メソアメリカ)の神〈ケツァルコワトル〉は、文化・農耕、
人身供儀を辞めさせた平和の神とも、その、
風の神の化身‐羽毛のある蛇神は、マヤ・アステカ文明の、
ピラミッドの台座にも、造形されている。
洞爺湖の蛇神〈ホヤウカムイ〉のアイヌ伝説は、近在の村で、
流行した天然痘の病魔から、洞爺湖に逃げてきた村人を、
翼を持つ大蛇〈ホヤウカムイ〉の放っていた悪臭で、
疫病神を追い払い、人々を救済した、愛(めで)たいお噺(はなし)のあるる。