新春に、揃い踏みの静穏・静謐の、
「明け(アケ)・お目(オメ)!」は、
いまだ一度も、記憶には無かったかに……
このように太陽系宇宙・<地球(テラ)>が、
銀河宇宙もろともに、生命・宇宙の、
産みの親《無源》そのものまで、ハレ・澄みきり、
新年して行く、一年となりますように!
言祝(ことほ)ぎ致します。
浄化の会 光元堂
新春に、揃い踏みの静穏・静謐の、
「明け(アケ)・お目(オメ)!」は、
いまだ一度も、記憶には無かったかに……
このように太陽系宇宙・<地球(テラ)>が、
銀河宇宙もろともに、生命・宇宙の、
産みの親《無源》そのものまで、ハレ・澄みきり、
新年して行く、一年となりますように!
言祝(ことほ)ぎ致します。
雲ひとつない新春(あらたま)の空を、
地球の心臓の鼓動に合わせるかに、
初日の出が、無音に「ドクドク」と昇ってゆく。
上毛三山の<赤城山・榛名山・妙義山>が、
薄紅色にハレ上がり、扇型の関東平野に、
容赦なく吹き降ろす、上州‐空っ風が、
今日ばかりは、じっと鳴りを潜めているる。
これ以上、無口となる心を傷つけない為に、
欲望が〈善〉をまとって迫って来た時、
沈黙か、「いいえ」の「ハイ」か、
選択肢は無きか……ひときわ、今年の短い秋に、
「風が落ちている!」雌雄‐別樹の、
生きている化石‐〈イチョウ樹〉の、
黄金色の鮮烈な絨毯(じゅうたん)の、落ち葉の上に。
勢いよく切り捨ててしまったモノ、
誰にも告げずに来てしまったコトに、
無意識の井戸の底いに、何処までも、
その深さを測る、垂鉛(すいえん)の紐を、
垂れ下げて行くように、降りてゆく、
方途か術は無きか……身体の、傷ならば、
包帯を巻いて癒しを待てば、治癒するコトも、
複雑な心の傷には、どんな手当がいるる。
今日の風は、どこから、
吹き継いできたのか、妙に、
いがらっぽく、逢魔(おうま)が時に、
胸と脳に、渇きひとしお。
キッパリと「ノウ!」と言ってしまったコト、その時、
起きていたコトに対してだけでなく、
そのコトに繋がる、忘失してしまった過去に、ふかい、
深い〈心の傷・トラウマ!〉が、繋がってはいないか。
いま! 起きている不都合なこと、
消し去ってしまいたい、避けて、
無しにしたかったコト、
否定しきってしまいたいコトども……
計り知れない過去の、どこかでそれは、
起きていたことと、リンクしていないか?
いつまでもそれは、どこまでも、無意識から浮上する、
不安・イライラを、運び続けているる。
✼ ✼
古代〈弓〉は枝を払い、弾性ある細丸木に、
刺草(いらくさ)・麻の繊維を縒(よ)って弦を張り、矢をつがえて射(い)るる。
ケヤキの槻弓(つきゆみ)、ヤマグワの拓弓(つみゆみ)、
古代ー神世(かみよ)には、ハゼの木の櫨弓(はじゆみ)‐〈天之波士弓(あめのはじゆみ)〉を手に、
弓矢の〈天之眞鹿兒矢(あめのまかこや)〉を手挟(てばさ)みし、
他に荒ぶる武器を持した、太陽神アマテラス-軍が、
日の本‐豊葦原(とよあしはら)に天孫降臨して、平和に政(まつりごと)する、
水々しく稲穂たわわに稔る瑞穂(みずほ)の、オオクニヌシ神の出雲国を、
制圧・支配した、捏造(ねつぞう)の<出雲神話>のあり。
かつて印刷の版木にも使っていた梓木(あずさぎ)は、丸木ごと、
弓なり成した〈梓弓(アズサユミ)〉で、キリリと真斗(まと)を絞り‐射る。
梓弓の弦を弾(はじい)ては鳴らし、トランス状態の梓巫女(あずさみこ)に、
霊‐降ろししていたは、遠の昔し話しか。
真弓(まゆみ)曳く 秋紺碧や 標的(まと)矢羽
咲き競う 百花繚乱(りょうらん) 真弓木の実
秋冷(び)えの、もみじ色の風を切って、
白い矢が走って行った……
行く先に、標的(マト)はなかった。
コスモスとススキが、風を揺らしている。
キッパリ! と、何のこだわりもなく、
日々のコト、矢羽(やばね)のように、
飛んでいけたら!
忘却してしまった過去……
昔むかし、何があったにしても、
弓矢の先に、過去・現在・未来があり、
標的(マト)のような、陽はまた昇るよ。
台風の痕跡は、国道から少しく入った、細道の奥を上り詰めた、
丘に在る〈杉樹林‐百年の杜〉にも及んでいた。
一番長寿の蝦夷松(エゾマツ)が、真ん中辺から折れていた。
山蟻に食われた所から折れたわけでなく、
強引に捻(ひね)り千切ったような、ふぞろいの竹箒に似た傷口を晒(さら)している。
倒れた幹は折れた本幹(ほんかん)に、60度角に身を寄せているる。
地面に着いた幹の先から折れた頂上まで、中動物が登って行き、
排泄した痕跡が、未消化の笹の葉と一緒に座っていた。
ひときわ数珠黒(ずずぐろ)い闇が、降りていた真夜中に、
「超大型台風21号」が、震災の傷‐癒(い)えやらぬ、
東北の地を烈しく、揺さぶりながら通過して行った。
こつぜんと進路を直角に曲げ、日本列島を南の端から北の大地へと、
縦断して行った暴風雨は、荒ぶるカミの爪痕を各所に烙印ブランドして……。
カミは人間と同じように、善神と悪神がおり、
欲望‐〈魔〉的な働きを司る両神を越えた、正神かみのあまたいるる。
昔むかし大昔! 生命‐宇宙の原始(はじめ)に起きた、
自然な生命進化‐過程は、「神が人間を創ったのではなく、
人間が進化して神となった!」との理解が、自然の摂理(providence)となるらし。
ジーッと凝視しても、視えはしない、
「開かずの青い館」を管理する、精妙・精巧な、
新発明の科学‐量子コンピューター・システムは、
幻覚・妄想・錯覚を、光景ビジョン化する〈脳内改造・改変!〉機の成せる技か。
超-科学進化を遂げても、量子コンピューターは計算機!?
〈0と1〉・〈オンとオフ〉の、無際限の組み合わせシステム、
〈記憶・記録〉のデーター・チップで、過去と未来、
予言・規定して、人類ヒトの〈運命〉を支配するる。
繰り返す〈有(1)と無(0)〉に、微小‐ミクロな間隙のあり。
ロボットの人工知能・AI( artificial intelligence)が、
更に進化して人間化して、人間がサーボーグ化して、
やがてサイボーグ・A Iが人類を支配する時がくるる?!
は、SF映画のイメージ・物語などではない……