文化・文明の滅亡‐destrucción(デストルクシオン)の種子は
タワワに実った 高度な文明の果実にも内在してる
天空を朱色に焦がして まんまるい落陽‐Sol(ソル)caido(カイド)が 今日も椰子(ヤシ)樹林に降り来たる するすると
夜の帳を曳(ひ)くように、逢魔(おうまがどき)の空を
群青色に染めて、満天に星々が生まれる
かつて何事か あったとしても昼には
灼けた頬を針刺すかに 北東‐貿易風‐vientos(ビエント)alisios(アリシオス)が
吹き過ぎてゆく 夜にはいく筋もの涙をぬぐい
シミ跡の残る頬を ヒト知れず優しく吹き過ぎて行く 風の女神‐Diosa(ディオーサ)del(デル)viento(ビエント) 時に忘却した過去を
掘り起こすかに 烈しく混血(クレオール)の海から起きた
ハリケーン‐huracán(ウラカン)が カリブ海諸島や
中南米の海浜より上陸して うつろうつろ惰眠だみんして
忘却しかかった過去の惨劇‐tragedia(トラヘーディア)を 揺り起こすかに
この熱帯雨林にも インドはデカン高原でのように
「目覚めよアウェアー」と鳴く 孔雀はいるるか