『も一人のワタクシ』No.3

 

地球(テラ)の温暖化‐エルニーニョ現象、氷山・氷河の溶融による、

陸地の水没・水害、異常高温気象で野菜・果物・樹木の、

自枯じがれれ・立ち枯れ……眼に見えない機械科学システムによる自然破壊、

第二次大戦後、〈コンピューター〉の急ピッチの進化・躍進で、

廃棄された〈自然環境〉、圧し潰され隠されてしまったた、

自然生命世界、その《精霊》達の復権・復活劇は、

何時いつに始まる……人の手の入った百年の杜(もり)に入り、

日頃の喧騒にまみれた五感を閉じ、

頭蓋に〈無心〉を穿孔(せんこう)して、内なる耳を側建(そばだ)てて、

想念(アストラル)界の精霊たちのする、秘密儀軌(ヒソヒソ)ばなしを聴聞する。

「青き地球は白・黒、偽善・偽悪の戦争で惑(まど)わかし合っているが、

異次元宇宙で震撼してる〈革命!〉の跫音(きょうおん)が届いて来ないか」