『モロッコ・サハラ砂漠』No.1   ——稲穂の旅

「良し!・悪し」「善も・悪!」

「好き・嫌い!」「ハイ!・イイエ」

裏〜表な言葉たちが、それぞれに、

秋〜満天の空に溶け、たなびく雲となり、

砂漠行く、隊商の姿を模した雲と結ぶ

……昔むかし(Érase una vez)

はるか北アフリカの、人類の始祖・

アダムとエバが、生まれ来た、

故里の地を、目指しているるか。

《月の砂漠》の唄に似て、

オオククニ‐皇子(príncipe/プリンシペ)と、

スセリ皇女(Princesa/プリンセサ )さまと、

砂嵐で離れ、離れにならぬよう、

互い紐で結んだラクダに、揺らり〜

ゆられて、サハラ砂漠ゆく、

アフリカはモロッコ国、

サハラの砂漠も、昔しむかしは、

緑豊かな森林・草原地でした。

人類発生の地・アフリカでは、

新説‐アダムとエバ(イブ)一族は、同時期に、

あちらこちで、多民族発生していたらし。