『アトランティス&アストラン‐幻想』 No.1

 

☆ティファナ(Tijuana)・メキシコの海より

アラスカの海へ……伝説の国・アトランティスへ

 

空は限りもなく青くあおく、星宇宙(ぞら)まで透明に青く染めている。

海はひと時も青・緑・藍……同じ色はなく、深くふかく、

彩色‐描写などせずとも、無常〜常に転変万化して、

その底から地球の裏の海に、繋(つなが)っているかに。

鯨(ホエール)ウォッチング発祥の地<サンディエゴ>の近まの海に、

ザトウクジラや、フジツボやエボシ貝で、

白いまだら模様に彩色してるコククジラ達が、

あちらこちらで潮吹き‐演奏会を催してる。

コククジラは子連れて、ユーラシア大陸の東北の最極地の向かう、

氷れるアラスカの海に向け旅立ちする……無事・息災に往復1万km、

地球を半周する神話的、ドラマラスな旅路かな、

沖縄の近海(ちかうみ)には、ザトウクジラの遠遊してる。

コククジラの引く大帆船に乗って、否(No ノ)、

コククジラの先祖の霊に乗って、メキシコの海より、

アラスカの海‐太古のアラスカより、伝説の国に至る、

過ぎ越し、1万5千年〜前よりの旅路(Viaje/ビアッへ)……。