『秘密の扉』(仮題)No.2

 

「始まりもなければ、終わりもない」

いつも見慣れていた光景が、ほんとに突然!

変わってしまっても、誰ひとり驚きもしなかった。

至る所で機械科学‐製品の「利便!」が提供されて、

いつの間にかみんな皆、自身が機械サイボーグ化されていることに、

気づかない、畏怖(いふ)することもない……それは、

人類〜未曾有みぞうの大異変・大変異現象なのに、

いつの間にかヒトの五感が、麻痺! 無感覚・

無感動になってしまっていたことに、

何かがヒトの奥で、変わってしまっている事に、

素朴な疑問符「?」も、透けて消えてしまい、

マニアル通りの固定観念(ステロタイプ)の仕事、癖・習慣〜生活に、

畳み込まれて、出口なしに成ってしまってないか。

人類みんな皆、機械幻想‐人生(ライフ)に引きこもり。