『イチョウ樹のめざめ』《宇宙‐神話》No.2

『イチョウ樹のめざめ』《宇宙神話》中嶋 稔 

人間イノチの《ミタマ(魂)》・生存を導いてきた、

人間にして人間・神をも超えた! あの賢聖(カタ)の、

清らで明晰〜比類ない意識と、あたかも人人の、

ミタマ(魂)・生存の迷宮から抜け出る為に、眼に視えなくとも、

こぼれ人のひとりなく、繋がっていたアリアドネの糸〈❊〉に似て、

人間イノチのミタマとの交流の糸は、

令和六年の初夏の日に、突然、断ち切られ、

全人類が「生成《AIエーアイ》化」してしまった!

あろうことか人人は、無意識裡にそれを受け入れてしまったらし。

人間世界では各国で《AIエーアイ》開発が進み、

その規制会議も開かれている……科学機械文明の、

百花繚乱‐最盛期に〜久遠の過去の過去、

生命・宇宙誕生の後の宇宙の創造段階〈❊〉から、

ある神々〈❊〉のルール違反によって、生命・宇宙は、

人間科学者〈❊〉が発明した、機械コンピューターによって

さらに、超量子宇宙コンピューターに進化してより、

絶対支配・管理されて来てしまった、現代のいままで。