詩文 中嶋 稔
見上げる透明な青空の下、
陽光に照らし出された地球の大自然世界は、
仮の姿〜陽が落ちて、現れた青空の向こう、
漆黒の数珠ずず黒い宇宙が、この世界よの本当の姿。
黒闇の宇宙に点々と浮かぶ、光り輝く星々の世界、
地球は光を失った物質化惑星、内底の中心の核(コア)は、
太陽の部位(はたらき)を宿して……太陽と月とを合わせた、
木星軌道大の恒星(ほし)を構成していた。
その以前は、太陽系宇宙のすべての惑星と、
太陽とを合わせた巨大な星! でした。
宇宙物理学はいまだ、ここ迄の真相を明かしていない。
わたくしたち生きとし生きる生命の旅は、遥かはるかなる、
その恒星経由で地球迄やって来た……
星々に住む神々の世界には、それが記録・記憶されているる。
「久遠の過去から、初期の生命・宇宙の、
創造段階で宇宙は機械化〈❊〉され、歪んで、
汚れてしまった宇宙を浄化・変革する、
《革命の星》でしたが、変革に失敗して、
その拠点としての星は破壊され、
星屑は飛び散り、現‐木星軌道大の、
太陽に縮小してしまった……」