時々、永遠‐Eternity(エタニティー)と言う名の涙が出てくる、
とめどなく、哀しいからでも、
寂しいからでも、悔しかったからでもなく、
淡々と梅雨の雨のように、分けもなく涙が落ちて来ることがある。
楓(カエデ)の樹皮に穴をあけて採取する、薬功も在るメープルシロップ、
ポトポトと落ちてくる樹液の涙のよう。
安易に明日に、希望‐Desire(デザイアー)を持ってはならない、
ナチュレに生きる為には、絶望‐Despair(ディスペェアー)することもいらない。
見上げた宇宙(そら)には人知れず、不可知の扉があちこちに潜在している。
昼間は何処までも、深く透明な青空だった空間が、
漆黒(しっこ)の黒闇……半ば透明な暗黒物質(ダークマター)の塊が所々に散在し、
散見して、全宇宙はダークエネルギーに満たされているる。
絶えまなく、宇宙は機械的にコピーされたかに拡大している。