今いま!〈新世界>への道〉→『チャペルの鐘』No.2

手入れの行き届いた、橙色にペインティングした、

ヌマスギ〈*〉樹の林、メキシコ原産の黄金色の、

円錐形を彫像した、メタセコイアの並樹道、

〜♤♤♤♤♤〜落ち葉の絨毯(じゅうたん)が、人々を招き、

カサカサ・カサゴソ歩いているる。

噴水がひときわ大きく抱擁ポーズして、綿毛の和音を奏で、

対岸の緑と黄の樹木が沼面(ぬまおもて)に、ジョルジュ・スーラが、

セーヌ川の《ジャネット島》〈*〉で、微妙・繊細に、

苦労がさねした〈点描写!〉絵画している。

冬錆びの忍び寄ってきた、日曜日の公園は、

満開の散歩人(びと)が、暮れなずんでいるる。