新訂『滝・流水幻想』No.5

 

ダーウイン説を0(ゆう)に越える、新・生命進化論の開扉(かいひ)あり。

生命・宇宙のはじめの始まりに、《無源》より、

超ミクロ生命種の誕生あり、分裂・進化‐脱皮し……

進化・脱皮して、人間の母体の胎児のよう、

植物種から動物種へ、両生類‐鱶(フカ)胎児・人間へと脱皮して、人生道齢(よわい)七〜八〇年歳、

生命本体の働きの《魂/ミタマ》が、覚醒して……

逝去(せいきょ)した人間は異次元の、究極の生命宇宙(せかい)で、

神となる道をゆく。

「人間は進化して神となる!」

地球のこの物質現象世界でも量子コンピューターにより、

《AI・人工頭脳》が開発され、神々に変わって、

文化・文物への科学システム革命を、ひょうぼうする、

現代(いま)に、亡失(ぼうしつ)していた、

自然の冷ややかで、清冽な滝水の流滴(るてき)たちの、

セセラグ・・・セセラギ・・・の記憶や、

記録を、流(ル)・流・流・流・・・覚醒する時!

水は巡る地球〜天地に、生命の身体もくまなく。    

新訂『滝・流水幻想』No.4

 

嫗(おうな)は子供の頃から股関節脱臼で、微妙に片足を引きずり、

ときどき激痛が走り……六十才で手術を受けるも、

痛みは治らず、片足は短かくなっていた。

身体のバランスが崩れやすくなっていても、滝中では、

両手をあげてリンと立ち、心地よく、

天を仰ぎ、真冬の真っ白い瀑布に包まれて、

何事か滝の神とお噺(はなし)しているかに。

(旧)滝の神を瀬織津姫セオリツヒメ〈❊〉と言い、神様の世界で変革が起こり、

現‐水の神はセセラギヒコ神・セセラギヒメ神と、

別々の男女神の働きになった。

滝《水の働き》は人間や他の生命体では、血液・体液を通して、

その汚れを清め、エネルギー転化して活力を与え、

自然界では、川の水を堰(せき)止めたダムで、

電力エネルギーに変換してる。

『滝・水 幻想』 No.3

滝嫗たきおみなは子供の頃から股関節脱臼で、微妙に片足を引きずり、

ときどき激痛が走り……六十才で手術を受けて、

激痛は治ったものの、更に片足が短かくなり、

身体のバランスが崩れやすくなっていても、滝中では、

両手をあげて、リンと立ち、心地よく、

天を仰ぎ、真冬の真っ白い瀑布に包まれて、

何事か滝の神とお噺はなししているかに。

(旧)滝の神を瀬織津姫セオリツヒメと言い、神様の世界で変革が起こり、

現‐水の神はセセラギヒコ神・セセラギヒメ神と、

男女別々の神の働きにあらたまった。

新訂『滝・流水幻想』No.2

 

白装束の滝男人(たきびと)の無言・無心の息は白く、

氷ることがない、瞑想の深さは計り知れない。

身体が下半身から小刻みに震え出し、手に到って、

静かに滝男人が瀑布から離れてゆく、終始無言である。二十人余の若人の滝人は、焚き火を囲んでいた。

先に滝からあがっていた七十二才の滝嫗(たきおうな)が、

薪を積み火を起こしていて、自身は火に当たらずに、

離れて木製のベンチに座っていた。

身体からほのぼのと湯気が立っているかに。

嫗(おうな)の紫色の唇も小刻みに震えてる。

子供の頃から真冬の海でも、ちかまの波打ち際の砂浜で、

水遊びし、冷たく服を濡らし遊んでいた。

叱られても、叱られても……

体温調整は、腎臓の上のカシューナッツ大の、

小さな臓器・副腎〈❊〉が行なっているる。

新訂『滝・流水幻想』No.1

詩文 中嶋 稔

恐怖(おそれ)はないか、断崖から落ちゆく滝水たち、

ためらいはないか、三十七メートル余の絶壁より落下して、

シルクのカーテンを縦に広げたように降るる瀑布(ばくふ)よ、

浅い滝壺の一面に散在する小石群に当たり、

跳ね返って散り、あまた小さな氷ドームを作っている。

滝口を塞ぐかに岩が厳(げ)とあり、赤城大沼の伏流なす、

渓流の堰止めとなり、膨れ上がった水流が隆起し、

落ちて行く・・・・・錯覚か、

岩がグラグラ揺れることがある。

秋寒まで滝壺を飛翔していたセキレイは、

何処ぞかに寝ぐらを移しているる。

『滝・水 幻想』 No.2

白装束のリーダーの滝男人たきびとは、参加者に気合を投じる以外、

終始、無言・無心の息は白く、氷ることがない。

身体が下半身から小刻みに震え出し、手に到って、

静かに滝男人たきびとが瀑布から離れてゆく。

二十人余の若人の滝人は、焚き火を囲んでいた。

先に滝からあがっていた七十二才の滝嫗たきおみなが、

薪を積み火を起こしていて、自身は火に当たらずに、

離れて木製のベンチに座っていた。

身体からはほのぼのと湯気が立っているかに。

紫色の唇も小刻みに震えている。

子供の頃から滝嫗たきおみなは真冬の海でも、

ちかまの波打ち際の砂浜で水遊びし、冷たく服を濡らし、

遊んでいた……叱られても、叱られても。

『滝・水 幻想』 No.1

中嶋 稔 詩文

恐怖おそれはないか、断崖から落ちてゆく滝水たち、

ためらいはないか、三十七メートル余の絶壁より落下して、

シルクのカーテンを縦に広げたように降るる瀑布よ、

浅い滝壺の一面に散在する小石群に当たり、

跳ね返って散り、あまた小さな氷ドームを作っている。

滝口を塞ぐかに岩がげんとあり、赤城・大沼の伏流が、

渓流となり、それが堰止められて、膨れ上がった水流が隆起し、

落ちて行く・・・・・錯覚か、

岩がグラグラ揺れることがある。

秋寒むまで滝壺を飛翔していたセキレイは、

何処ぞかに寝ぐらを変えてしまっていた。

『沈黙 風立ちぬ』No.5

「Shut up(シャラップ!)」 (Shut your mouth up!)

「おだまり!」よ、お静かに。

他人ヒトがいなくとも、四六時中〜微細に、

動いている唇、常におしゃべりしてる、

脳(Brainブレイン)のストレス症状……私の中に、

もう一人の成りすまししたワタシがいて、

喋っている……どなたが設定・操作しているる、

ワタシもあなたも、みんな皆みんな、

「要注意ビー ケアフル!」SF映画に真似られたよう、

もう自分自身では、意識化不能、

自覚無しの、日々の機械的な言・動、

あろう事か〈人工頭脳・AIエーアイ〉化していないか。

機械・道具だけでなく、私のワタシ……自分の中の、

高度な機械科学的な他者なりすまし、「無言(ビー サイレント!)」

それと知れぬよう、自然にナチュレに、

生命発生の無の源より、超素粒子(ミクロ)な、

「風立ちぬ! イブきますように」

『沈黙 風立ちぬ』No.4

「無言!」(Silence)

 

人々に、地球でなに起きているる。

眼には観えない異次元世界で、人類未曾有(みぞう)の大惨劇が、

進行しているる「人類滅亡・ハルマゲドン!」が、

自然性・人間性喪失が、SFのように起きてしまった。

ちまたでは機械科学文明が急速に発展して、

機械やロボットの《AI・人工頭脳》化が、

パンデミック、第三次産業革命を謳歌しようとしている。

地球・物質現象世界は逆説 (Paradoxパラドックス) 世界、

SF映画の情報源ソースは、監督・脚本家が肉眼では観えない、

異次元世界の出来ごとを感得し写生した作品モノ。

音楽家ミュージシャンは無心〜耳をすませば、

「自分の周りに新たな楽曲は、満ち満ちている」と。

創作作家は「言葉や物語は上から降りてくる」

アートや発明・発見は全くの無から生まれてはいない。

『沈黙 風立ちぬ』No.3

沈黙!」〜おだまりよ。

 

人類にも大異変が起きているる、

社会的・日常的な対話・交流コミュニケーションが成り立たない、

いっけん何事も無かったかのよう……多重人格障害、

本人はそれと知らない……自分の中に、

もうひとり・ふたりの、コピーされた私が、

自分自身に成りすまして言・動してないか。

「Aの案件の仕事お願いします」

連絡なしの数日後、問いかけると、

「Bの方が良いと思いましたので、Bにしました」

「………」

「Cの件はどうなりましたか」

「聞いてません、まったく」

そのまなこは、嘘言(ウソ)を言っていなかった!?

言葉はどうであれ眼は本心を語ってる。