☆新訂‐詩『光と闇の宇宙』☆  No.1‐a

中嶋 稔

<起詩>

わたくし‐人間と言う生命体は、地球誕生46億年の記憶と、

新たなる宇宙‐創生の、無源に広がるビジョンを持っているるか。

 

地球誕生の経緯(いきさつ)には、さまざまの惨劇と悲劇とがあり、

その創造は生命進化へのロマン・希望もあったろうか……

あらまし(summary)3億年前の古生代<ペルム紀>に、

地球‐最大のパンゲア大陸が、シベリア大陸と衝突して、

赤道を挟み、南極につながる三日月状<Cの字>形の、

巨大な大陸となり、現ユーラシア大陸をヨーロッパと、

アジアに分かつウラル山脈(約2500km)を成形した。

たくさんの小島と小‐大陸とを従えて、ぐるり地球一杯に、

パンサラッサ大海洋が滋養豊かな、海水を湛えて、

現今いまにつながる、あまた海洋生物が生まれた。

<軟体動物>〜イカ・タコ・クリオネ・ウミウシ・ナメクジ、

<棘皮きょくひ動物>〜ウニ・ヒトデ・クモヒトデ・ナマコ・ウミユリ……

蒼い空を映した地球テラの海は、古細菌(アーキア)細菌(バクテリア)

真核生物(ユーカリオタ)の培養にも成功していた。