改訂‐『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』No.3

 

風が行く先々で 氷結と波浪をアートして行く

どんな大きな湖も そのままでは波は立たない

風が創作する波紋が小波を 小波が中波を

烈しく時雨(しぐれ)る時には 岩礁を打つ大波をアートする

 

「かたく眼を閉じる! 幽体(Cuerpoクエルポ Fantasmaファンタズマ)・

想念体(こころ)のまなこで、なにが視える!」