『わたくしと影』No.5

私が自分と思ってきていた、

肉身(モノ)それこそが影でした。

私という存在は一つではなく、

「私」の「ワタシ」の「わたし」の、

「わたくし」のように、異次元的に、

重層しているる——私‐肉体は、

〈ワタシ〉の影、精神体(ゆうたい)のワタシは、

〈わたし〉の陰、先祖体(れいたい)のわたしは、

わたくしの陰影かげ、〈わたくし〉神体は、

イノチ本体の、魂(ミタマ)のカゲ……

「人間は進化して神となる!」