洞爺湖は虻田郡にありますが、その地名の《虻田(あぶた)》は、アイヌ語の「アプタペッ=釣り針を作る川」、「ハプタウシ=球根を掘るところ」の意味があるようですが、この地域には貝塚が散見し縄文時代から集落がありました。縄文初期にはアイヌ人はまだ北海道には渡って来ていないようです。紀元前からオホーツク沿岸でも海洋を中心に縄文人-文化は展開していました。
虻田郡の中心の神社は、《虻田神社》=恵比須大神(コトシロヌシ神)・稲荷大神(イナリ・キツネ神/潰されたオオクニヌシ神・スセリヒメ神)ですが、摂社=金比羅神社(オオモノヌシ神/潰されたオオクニヌシ神)、古峯原神社(ヤマトタケル神・天狗)、赤倉神社(岩鬼山神/潰れたオオクニヌシ神)、湖の周辺の神社には、《洞爺八幡神社》(八幡神/潰れスサノオ神・比売神/竜宮三女神・神功皇后/スセリヒメ神)や、新興宗教-天照教の建てた《洞爺湖神社》その隣には〈天照神社〉があり、北海道室蘭市にその本部を置き、天照大御神・大国主大御神・恵美須大御神、阿弥陀如来を合祀している。
洞爺湖の中には《中島》があり、大島(ポロシリ/潰されたオオクニヌシ神)、すぐ側に弁天島(トプモシリ/イチキシマヒメ-潰されたスセリヒメ神)・観音島(カムイチセモシリ)・饅頭島(ポンモシリ/ヘビ島)の四島で形成されています。