『仏教<仏界コース>の新地図』No.3

⑷須菩提(しゅぼだい):スブーティ(Subhūti、सुभूति/パーリ語・サンスクリッド語)、空の教え=解空を説くことに第一。

⑸富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし):プンナ・マンターニープッタ(Puṇṇa Mantānīputta/パーリ語)、プールナ・マイトラーヤニープトラ(Pūrṇa Maitrāyanīputra、पूर्णमैत्रायनीपुत्र/サンスクリット語)、富楼那(略称)。説法‐第一(弟子の中で一番説法が優れていた)。

⑹摩訶迦旃延(まかかせんねん)、マハーカッチャーナ(Mahākaccāna、महाकच्चान/パーリ語)、マハーカートゥヤーヤナ(Mahākātyāyana/サンスクリット語/サンスクリット語)。シャカのお話をわかりやすく説いた‐論議が第一。辺境の地で布教して受戒する為に、そこに5人の師しかいなくともシャカからオオケイを受けた。

⑺阿那律(あなりつ):アヌルッダ(Anuruddha/パーリ語)、アニルッダ(Aniruddha、अनिरुद्ध/サンスクリット語)。天眼(てんげん/この世界を本質を見通す)力が第一で、シャカの従弟。阿難と一緒に出家し、シャカの前で居眠りをして叱責(しっせき)を受けて、「眠らない!」誓いを立て視力を失ってしまいまい、そのことでかえって<真理>を観る眼力を得た。