『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No11

土を盛り丘に造成した居住区は、大小の〈浮島(ロマ)〉最長600㍍程の、森の島を造形している。

ロマの住居地同士を結ぶ〈道路(テラプレン)〉‐

公共施設(インフラ)として整備され、各ロマに向かって一直線に、

幅広の土手状の道が延びて、通交〜交流していた。

ロマの丘には一家族から数家族が住み、洪水時には、

動物も避難して共生し、道路の横すぐ隣には、、

運河が乾季‐用水として並走している。

大規模な農業革新‐〈農業文化!〉が開花していた。

その技術は何処からやってきたのか。

人口島(ロマ)の墓所からは、2㍍以上の身長の、

巨人族〈*〉の男女の遺骨が、何体も発見されている。

 

〈*〉註=モホス大平原(五百㎞四方に及ぶ)には、人口島‐ロマ(最大長さ600㍍、幅450㍍)が大小2万個以上あり、総延長5千㎞のテラプレン(土手状‐道路)で交通している。

〈*〉註=ロマの巨人族は、中国東北部‐山東省の巨人のDNAと一致していて、山東省出身の盤古教‐孔子も巨人だった由。