☆ヒトが寝静まった夜に、樹木がそれと知れぬよう、
散歩・散策する不思議噺ばなしは、かつて子供達は知っていた。
「薬をやめれば病気が治る」ある老医師が言った。
触診とメンタル対応‐診察で、頭痛や腹痛、
ちょっとした病状は治(おさ)まり、
調和的〈言の葉〉を掛ければ、軽減する病状のあり。
人間の身体にも自己〈免疫力・抗菌力・抗癌力〉の、
防衛本能があり、日々刻々、眼に見えぬ戦いが、
身体の内で繰り広げられているる。
昔そのむかし、中国(中華)を最初に統一した、
〈秦の始皇帝〉が、臣下や日の本に来て永住した徐福に、
不老不死の薬種‐捜しを命じて、見つけた〈白豆杉〉は、
中国雲南省の最も磁場の良い、高山の秘境地に、
樹齢3000年余の、生命力を誇る高山樹木、
第4紀氷河期の激寒(ざむ)期から今日まで、生き継いで来た、
地球最古の貴重な仙樹‐漢方薬かな。
☆竹林に秋冷えの嵐カゼ吹き抜ける……弓ともなる竹幹(ちくかん)や、
あまた細長い竹葉が、てんでんの揺動リズムで、
打ち合い圧(へ)し合い〜踊りなどしているる。
〈❊〉註=人間には身体の奥にイノチ本体の働き《魂ミタマ》があって、それを覆い隠すかに、殻(霊体/機械サイボーグ体)によって閉じ込めているように、植物には《精霊》の働きが奥にあり、機械科学化された殀霊体(妖精)が覆っている。
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