今いま!〈新世界への道〉→ 『縄文の丘 光りの館』 No.1

長い鴉珠(ぬばたま)の髪の毛を、三つ編みに結(ゆ)うように、

植物の繊維や茎を柔かくし、細長く撚より合わせて、

綯(な)った縄で、モノを括(くく)ったり繋(つな)げたり、

土器‐模様にした《縄文》のむかし、

祭祀(さいし)に使うのか燃え立つ炎(ほむら)を、粘土で造形した、

〈火焔土器〉や、東北の恵比須田(えびすだ)遺跡から出土した、

宇宙人の姿を模倣して、宇宙服を纏(まと)ったかの〈遮光器(しゃこうき土偶!〉、

真ん中をまわるくくり抜き、その外を中円で線彫りし、

小円を散りばめ彫刻していた、「どなたにさし上げる」

硬いチーズ・クッキーで、作ったかの髪簪(かんざし)や、

漆うるし塗りしたアカ櫛の、胴にぎりに10本余の、

細いヒゴ棒を付けた櫛の歯で梳(す)く、

髪の毛の少女は、どんな縄文ファッションしていたの。