『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No10

〘Calaisカレー‐Resipiレシピ‐3〙

ライスはカレーと絡めてハーモニー味を奏でる。小粒でさっぱり米の秋田小町、うまみ成分いっぱいの極上な奇跡品種‐つや姫、佐賀産のホシュタカマイ、雑穀米や、(酵素)玄米……等、水分を除くために少しく、テフラン加工の油なしフライパンで炒めると更にうまし。

外米は、タイのジャスミン米・インディカ米、インド(パキスタン)のバスマティ米……等。

電気釜のスイッチ入れる前に、サフランをひとつまみして、20分ほど色出ししてからご飯を炊き上げる……三千年以上前から栽培されていたアヤメ科の〈サフラン〉を入れるとさらに良し。

香辛料・香料・染料・薬用の働きのある<サフラン> その女性の収穫図が、ギリシャのサントリーニ島の洞窟の壁画——ミノス文明のフレスコ画(漆喰を壁に塗り、乾かないうちに着色して描写する)に描かれている。

 

『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No9 (改訂)

乾季に続く暑季で枯れ果て荒涼とした、アンデス山脈裾の、

モホス大平原は、天空の湖の底を抜いたかのような、

スコールの雨期がやって来ると、一気にひび割れた大地に、

緑樹・緑草が、燎原(りょうげん)の火のように、萌もえ広がって行く。

灌漑(かんがい)用の涸れかかっていた大きな湖に、新たな水が満ち、

死に絶えたかの魚類は、湖上でその魚鱗たちが飛び交い、

アマゾンの熱帯雨林地に移動していた、動物や猛獣たちも集い、

亜熱帯サバンナはイノチ躍動の雨季を迎える。

時に広大なアマゾン上流の、支流域の雨季は、

大洪水してモホス平原は大海原のよう……

 

『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.9

乾季で枯れ果てて荒涼とした、アンデス山脈裾の大平原に、

天空の湖の底を抜いたかのような、スコールがやって来ると、

一気にひび割れた大地に、緑樹・緑草が、

燎原(りょうげん)の火事のように、萌(も)え広がって行く。

灌漑(かんがい)用の干からびた大きな湖に、新たな水が満ち、

死に絶えたかの魚類は、湖上でその魚鱗が飛び交い、

行方不明の猛獣や動物たちも集まり、イノチ躍動の雨季を迎える。

モホス大平原は大海原のよう、土を盛り丘に造成した、

住居区の浮島(ロマ)が点在している。

『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.8

戦後〜急速に、飛躍・発展を遂げたわたくしたちの、

現代の機械‐科学コンピューター文明!

物理・科学によって、食育を汚染され歪められてしまった、

〈自然農業〉へ、本来はヒトの健康を食養する、

穀物・野菜‐食物より、わたくしたち人類へ、

自己脱皮・自己変革を、警鐘(けいしょう)している!

今もなお大密林に覆われた、《アマゾン大河‐文明》地には、

またたく間に、機械サイボーグ化してしまった人類の、

自己浄化・自己脱却への、秘め事のあるる。

はるかアマゾン河〜下方4㎞底には、アマゾンより広い地下水脈が、

人知れず滔滔(とうとう)と、河口に至る6千㎞を流れて行く。

アマゾン文明の密林地にも、〈世界四大文明〉同様、

その過去1万5千年以上前まで、現‐大西洋上で展開した、

《アトランティス文明》の栄枯‐盛衰とその惨劇‐神話を、

引き継いだ痕跡が埋没している……らし。

 

〈*〉註=童謡の「花嫁お月さん」野口雨情‐作詞、中山晋平‐作曲。

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『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.7

半卵型に盛り上げた、サフラン・ライスに添えられた、

少しく焦がしたクリ感触で、デザートのよう、

こぶりジャガの〈インカのめざめ!〉をカレーの前に、まず食す。

ジャガイモに、馬の首につけた「シャン・シャーラ、

シャン・シャーラ」鳴る鈴に似た形に、

〈馬鈴薯!〉と命名した、童謡なグッドセンス、

原産国は遠く〜〜遥か、南米はアンデス山脈‐裾野の、

モホス大平原——時世は1万年以前に遡さかのぼるらし。

世界一の広大な河川‐領域を誇るアマゾン河に、

展開した《アマゾン文明!》、上流の支流域で、

一‐中核をなして展開した〈モホス平原‐文明〉は、

のちインカ帝国を築いた〈アンデス文明〉に、大規模で、

高度な有機〈農業‐文明〉を継承している。

『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.6

〘Calaisカレー‐Resipiレシピ‐2〙

*カレーの種類=スパイスカレーの発祥地‐インドカレー、カレー粉の発祥地‐イギリスカレー、両カレーを統合した日本カレー&家庭カレー、各国のカレーには、カシミールカレー、タイのグリーンカレー&レッドカレー、ミャンマーカレー、ベトナムカレー、スリランカカレー、フランスカレー(キュリ)、日本カレーは、北海道のタコ‐カレー、札幌のスープ(薬膳)カレー、熊本県の馬肉‐カレー、福島県はほっき貝‐カレー。カレーに特産物を加えて、群馬県は蒟蒻こんにゃく・椎茸‐カレー、宮城県は牛タン‐カレー、三重県は伊勢海老‐高級カレー/甲殻類ソース(アメリケーヌ/エビ・カニ)カレー、キーマカレー、ビーフカレー、野菜カレー、ほうれん草カレー(サグマサラ)……カレーパン・ナンカレー、他、人それぞれにカレー無変数(あまた)。

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『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.5

四十種類以上のスパイスで作るカレーは、

毎回、同じ味覚を与えはしない……。

「これだ!」と言うカレーに、年に4〜5回、出会った時、

日頃のカレー作りのジレンマな心が吹っ飛び、

何度か捨てたカレーへの、後悔が消えてゆく。

「続けてきて良かった!」と思える。

何種類もの芳醇な香りが口を満たし、

溢れ出して……いつもの、辛味が勝っているカレーが、

「まったく辛くない!」〜巧みに混ざり合った、

一粒一粒の香辛料の香りが、後から後から、

湧き上がって視える……辛味(ホット)カレーを突き抜けた、

優美な甘味感を味覚(テースト)して、瞬(またた)く間に、

身体中の細胞を、覚醒させてゆく。

カレーはインドから植民地支配していたイギリスに渡り、

明治時代の日本に、カレー粉カレーとなってやって来たらし。

日の本一の、四十(フォーティー)スパイス‐カレー粉カレーは、

ミッシェランのトップの星の、どんな料理も越えているる。

『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.4

〈*〉註=「唾液ツバ」はたくさんの酵素が含まれ、その消化力や免疫力で殺菌・抗菌‐作用が働く。匂い・味覚を反射(刺激)する働きもあり、刺激性の食物への緩衝かんしょう作用もある。

断食して山に篭こもって修行する修験者しゅげんしゃが、「霞かすみ(唾液を溜めて)を食べてその生存をつなぐ……」の伝承あり。

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『今に生きて居ますか』——カレーの処方箋(レシピ) No.1

「今〜いまに、自分自身に居(い)てますか?」

高層ビルの事務所での、仕事を納めて、

カレー・パーティーに、招待された家の玄関に入り、

立ち止まって、ご挨拶‐ 致しましたか。

マリンブルーのまぶしい陶器製の鉢植えに、

熱帯の観葉植物・オーガスタが居ましたが、

バナナの葉に似た広葉で、加湿器‐ 役を成して、

時々に葉の裏・表に霧吹き致します。隣の鉢植えには、

淡いピンクのエレガントな香りする、におい桜や、

根が漢方する紫リンドウを、真柱の白ユリ・ピンク百合に、

寄せ植えしてる。「ごきげんよう!」致しましたか。

 

 

『縄文の丘 光りの館』 No.7

「〈白い館〉を染める驟雨(あめ)、正しいことを、

教示・教授する、慈善・偽善 (hypocrisyヒポクラシー)、

の働き宿す、白色(ジンクホワイト)な雨・・・の降る」

善と悪、プラス・マイナス、良性と悪性、

相反する働きの、白色(しろ)と暗黒色(くろ)を融合(ヒュージョン)して、

無色〜透明、自由〜無下(むげ)、さんさんと光り降る、

《光の館》と天変〜地異! するる……。

 

「ホロロホロロ、ホロホホロ、ホロロ」