「ホー ホケホケ」
「ホー ホケホケ」「ホー ホケホケ」
「ホー ホケキョ」
「ホー ホケホケ」
近まで、少しく小さな声で、
「ホー ホケキョ」
同じウグイスかと思ったら、
「ホー ホケホケ」
「ホー ホケキョ」親ウグイスの声。
浄化の会 光元堂
「ホー ホケホケ」
「ホー ホケホケ」「ホー ホケホケ」
「ホー ホケキョ」
「ホー ホケホケ」
近まで、少しく小さな声で、
「ホー ホケキョ」
同じウグイスかと思ったら、
「ホー ホケホケ」
「ホー ホケキョ」親ウグイスの声。
ヨーロッパ大陸から、ジブラルタル海峡の向こうに見えた、
アトランティス大陸の最期を、ギリシャの哲学者プラトンは、
哲学書「クリティアス〈*註〉」に、ギリシアの政治家ソロンが、
エジプトの神官から聞いた話を、誤解を恐れず記述している。
アトランティスは豊かな資源を有し、強力な軍事帝国を築き、
大西洋上のアトランティス大陸を中心に、
地中海の西部一帯をも支配していた。
海神ポセイドンの末裔のアトランティス王家は、
支配欲・権力欲に取り憑(つ)かれ、非道を繰り返して堕落し、
神々の逆燐に触れ、高度な文明で栄えた大陸もろとも、跡形もなく滅亡し、
大西洋アトランティック オーシャンに、藻屑となって消滅してしまったと。
それは表層の惨劇、ほんとうの真実(こと)はそこには無い……。
❊ ❊ ❊ 〜つづく〜
☆「人間も動・植物も、機械ナイズされて進化の道を断たれて来た」
見せ物と成ってしまったインディアンの原始的な、風俗・風習、
その宗教儀式だけは秘かに、樹木の生えない砂漠的荒野の、
雨も枯れたかの山岳で、秘して供犠されている。
褐色人種のインディアンやインディオ、インカ族・マヤ族の、
アメリカ大陸の先祖の故郷は、一万五千年前までは、
大西洋アトランティック オーシャン上に存在していた〈アトランティス大陸〉、
何故に残ったのか陸続きの北〈亀の島アメリカ〉——アステカ族、
マヤ・ホピ族……先住民族の伝承・秘話の多くは、
キリスト者の火炎と鉄槌とで、全く無きものにされてし
まっていた。
透明な水海には、葦や水草が豊かに生えて白サギや、
水鳥が憩い、魚たちは自由に遊び、空の青や岸辺の、
緑の植生を映して、いつも波や風は凪いでいた。
水海には(大きな)島があり、七つの洞穴があり、
アステカの先祖はじめ、人類の先祖の七部族が、
平和裡に住んでいたらし……アステカ伝説では、
その地を「アストラン!」(アトランティス)、ナワトリ語で、
「鷺サギのたくさん居る土地・純白の場所!」と呼んでいた。
神話には火(大噴火)と水(大洪水)と、地震による大災害、
四度に渡る地殻変動〜大地盤沈下により、
故郷の大島‐故郷の大島‐アトランティス大陸は、
西インド諸島を残して、跡形もなく海に沈んでしまった……。
☆「人間はさらに成長・脱皮して神と成る」
——真の強者(つわもの)は〈差別〉を成さない!
(A truly strong man does not discriminate)
人類ヒト・生命の潜在意識に潜む、不足・欠乏・飢餓‐感、
宗教的コンプレックス……キリスト教・イスラム教・
ユダヤ教・儒教・仏教(?)など、一神(真)教には、
寄るべき神‐真理の選択肢は、ひとつしか無い。
善・悪、プラス・マイナス、良い・悪い、
理念的な一価値のみ、ゆいつ絶対的存在の、
「天に坐(まし)ます父なる神」のみ、仏教の真理は仏法ダンマ・〈無〉・妙法のみ。
曖昧(あいまい)・混沌の病んでいる心に、あれかこれかの、
選択肢は無し……自分自身を滅し、帰依・依存するは宗教(Religion)、
何故に一神教の主神「父なる神」以外すべて、悪魔・サタン・
裏切り者・淫婦(プロスティチュート /prostitute)、その信徒には神の裁きが、
十字架や聖典(コーラン)を片手に、剣に依る狼藉(ろうぜき)・略奪の聖戦劇の歴史。
☆「人間は神となるために生まれて来た」
インディアン・ジェロニモは、神と成った今も、
戦い続けているる……白人至上主義のカーボーイや、
騎兵隊の亡霊や、機械科学文明システムに取り込まれて、
サイボーグ化し、妖怪化した堕落神達とも激闘しているる。
かつてアメリカに、百五十万人以上いたインディアンは、
一九二〇年代には、インディアンの総人口の二割にまで激減していた。
その時節(とき)アメリカは、オートメーションによる大量生産と、
大量消費する世界の覇者として、空前の大繁栄を遂げた。
発明されたラジオからは、至る所に音楽が流れ、
レコードも普及してゆく……ニューオリンズを起点に、長年、米国の人種差別・奴隷制度で抑圧されてきた、
インディアン同様に、苦悶して来たアフリカ黒人の、
音楽‐ジャズが、時軸(ときじく)を得たかに、亀の島アメリカ大陸を、
またたく間に、世界をも席巻(せっけん)していった。
——人種差別はなぜ起こる?(why racism happens)
『亜米利加アメリカ大陸‐神話』中嶋 稔
むかし昔大むかし、「アメリカ」と言われる前のアメリカ大陸は、
「亀の島(Turtle Islandタートル アイランド)!」とインディアンの、
先住民族(Native Americansネイティブ・アメリカン)は呼んでいた。
ある時、水の中から亀の甲羅のような大陸しまが浮かび上がり、
巨大な亀の島となり、その中心からは、
人類の先祖の始祖、インディアンが生まれ来た、とも。
「インディアン」は過誤から生じた名前で、西欧人にとって、
アメリカ大陸は、新大陸「The New World」の発見でしたが、
イタリアの冒険家コロンブスは、インド大陸と間違え
て、
西インド諸島の島々、その原住民をインディアンと呼称した。
西欧キリスト教文明の、支配欲・不遜・不条理な、
植民地支配を意味するも、先住民族はもはや、
「ネイティブ・アメリカン」でなく、インディアンで良いとも。
〘破詩〙
<蔵王>の蔵は穀物やお宝を保管‐蔵する働きと、
王は最上の主宰トップの意あり——蔵王連峰の由来名<蔵王権現>は、
乱れ・荒廃した世を救済する為に、神・仏の働きを合わせ持った、
<救世主!>としてこの世に出現した——そのむかし奈良時代に、
修験道(/山伏)の開祖・役小角が、奈良は吉野の金峯山山上ヶ岳で、
未来世界の混迷も、救済する最強の救世主を山上に招来する、
千日間の修行を納める……最初に出現した釈迦如来でも、
続く千手観音でもなく、三番目に出現した弥勒菩薩でもなく、
三尊の働きを兼ね備えた、身の毛もよだつ、怒髪天を突く、
魔王の形相の<金剛‐蔵王権現>を招来する。
やがて東北‐奥羽の蔵王(連峰)に、その分体としてミタマ分けをした。
仏教系修験道ではその三尊の働きを合体集合して蔵王権現を、
神道系修験道では、大己貴命(/オオクニヌシ神)・少彦名命(/コトシロヌシ神)・国常立命(/クニトコタチ神)・日本武尊(/オオクニヌシ神)・金山毘古命(/オオクニヌシ神)を、合体・合一して、最強の未来神とするる。
古来〜蔵王は刈田嶺・不忘山と呼ばれ、
役小角が山形県の出羽三山‐羽黒山に登った折りに、
刈田岳を遥拝して、奈良県金峯山の<金剛蔵王大権現>を、
魂分けし勧請して、連峰に奉斎し、蔵王山と呼称したとも。
蔵王連峰は100万年前後から海底火山より、
地上の連嶺と成るに、久しく噴火・隆起し勇躍し続けて来た。
太平洋プレートの西の先き端に、日本列島・三陸海岸の在り、
旧三陸海岸は、そのプレートに押し上げられて褶曲し、
奥羽山脈・蔵王連峰が造山された由……
同時期100万年前に、海底では太平洋プレートに激動・激震が起き、
太平洋上に存在していた広大な<ムウ大陸(文明)>が、
歪んで汚れてしまった生命・宇宙を、浄化・変革する為の、
仕組みに失敗して滅亡し、跡形もなく太平洋下に沈没してしまった。
ムウ大陸の名残りか、太平洋諸島のメラネシア・ミクロネシア・
ポリネシア、その中のモアイ像の建つイースター島、
透明なエメラルドの海に「真珠の首飾り」を、
掛けたような環礁のマーシャル島嶼、10万年前に海上に隆起した、
今も真紅の火炎を露出しているキラウエア火山、そのハワイ諸島……。
奥羽・東北の縄文期以前のその時節にも、原始人類は、
生業‐住まいし、宇宙人も神々も降臨して交流していたらし。
急峻なすり鉢状の火口湖の、魚も住めない五色沼の<御釜>も、
雪解けて、半透明なエメラルドグリン色に開花する。
その底いには造山してから、二十六度余の噴火を繰り返して来た、
蔵王連峰の活力の<岩漿>が今も躍動している。
太陽から離別し、物質化して死んだ訳けではない地球‐
生命の根源的な働きのマグマは、太陽素材でできている。
地球は異次元では「青き<革命の惑星!>」と呼称する。
いつの日にかその役割を納め、太陽と融合・合体して、
光に満ち充ちた、大きなる星辰となる日を……。
ヒトの世の不条理に
怒髪天射るる
蔵王権現 噴火おさめず
中島 稔
蔵王の神々の連嶺に、青い蒼空映する<樹氷>の、
白い真っ白い、植生の群落像アートがまぶしい。
病み疲れた世界が、雪害と裏表であったとしても、
雪景色によって癒されることもある。
アオモリ‐アオトドマツ・アカトドマツ達の、樹幹や枝々に、
絹布を幾重にも被せ凍らせた、歴史上の人物の胸像や立像が、
秦の始皇帝陵の兵馬俑坑のような陶器像も、斜面に林立している。
風にはためく旗の形のままに凍りつき、刻々と変化・変貌してゆく、
樹氷は零下5度C以下で、氷雪アートとなる。
風の神の、時に烈しく&〜優しく伊吹いて、水と雪を織り交ぜて、
アートする<樹氷彫像!>の大展覧会場は、世界でも超レア現象かな。
ヒトの<喜怒哀楽>の総て真白く染め抜いた山嶺、その夢想よ、
目覚めることなく、しばし、鬼畜‐異形に変化変移してゆく、
パンデミック感染症の惨劇の世を、たおやかに鮮烈に、
白絹雪に染めてあれ……時節がめぐり、雪溶け始めた頃、
蔵王エコーラインには、九㍍余の雪壁が聳そびえ建ち、
雪の下には、厳冬の凍てつく寒冷から守られた、
高山植物達がヒト知れず住まいして居、いっせいに氷雪地を破り、
鮮緑の葉をひろげる——白とピンクの薄化粧した、一人花の駒草の群生、
池塘ちとうの畔で黄金色に輝いて咲く金光花の群落、あでやかに、
草ではなく地を這うよう生える、低木の伊吹麝香草は、
ピンク紫に風を染めて、爽やかに蔵王連嶺を芳香するる。