中嶋 稔
「雨上がりまで コーヒーを」
先にタイトルが生まれたの?
タイトルではなくて、
「雨上がりまで コーヒーを」は、
一行詩! で良いのかも……
「もしも?」は、要らないのですが、
「雨上がるまで どうぞ コーヒーを」
梅雨のさなか、降り止まない、
つづき雨の時には……?
今年一番の酷暑、魔夏日に、
急ぎ足で、通り過ぎるかの驟雨の時にも、
「雨上がりまで コーヒーを どうぞ」
イチョウの葉が、黄金色に舞い舞い〜放下、
精一杯生き抜いて、燃え尽きるイノチは、
フイナーレに、光りのダンシング……