『雨上がりまで コーヒーを』 No.1

中嶋 稔

「雨上がりまで コーヒーを」

先にタイトルが生まれたの?

タイトルではなくて、

「雨上がりまで コーヒーを」は、

一行詩! で良いのかも……

「もしも?」は、()らないのですが、

「雨上がるまで どうぞ コーヒーを」

 

梅雨のさなか、降り止まない、

つづき雨の時には……?

今年一番の酷暑、()夏日に、

急ぎ足で、通り過ぎるかの驟雨(しゅうう)の時にも、

「雨上がりまで コーヒーを どうぞ」

イチョウの葉が、黄金色に舞い舞い〜放下(ほうげ)

精一杯生き抜いて、燃え尽きるイノチは、

フイナーレに、光りのダンシング……

☆新訂‐詩『光と闇の世界』☆  No.1‐c

中嶋 稔

虚空は元々の暗闇を取り戻したかに、数多(あまた)の星が光り輝き、

銀河(ミルキーウェイ)も宇宙の果てに向かって、とうとうと流れているる。

宇宙は「闇と<星>光り」でできている真相を科学では、

説き明かされてはいない、そこは「秘密!」のベール、

世界などでなく、眼に見える・視えない、実在・

非実在の、科学的な概念(Concept)は不要!

空気よりも透明に、実在する神々の住する宇宙(せかい)のあるる。

神々は星々で生存する、生命・宇宙で最も進化した生命体、

悪魔・魑魅魍魎(ちみもうりょう)・魔物・妖怪も、漫画や小説では描かれるが、

物理・科学的な視力では視えない、迷信が今も続いている。

人類は光を喪失した物質化した惑星‐地球に、拘束されて住み、

肉体という物質化した表現体・宇宙服を着ている。

かつて地球や太陽系の惑星たちは一つの星、輝ける太陽だった。

☆新訂‐詩『光と闇の世界』☆  No.1‐b

中嶋 稔

大量の両生類や爬虫類、原生植物が繁殖・繁茂して、

末期には地球上の九割以上の生物が、大量絶滅してしまった!

その中で羊歯(シダ)類・銀杏(イチョウ)樹‐達は、現世まで何故に生き継いできた。

イチョウ樹の並木の紅葉が、はらはら、ふらら・ふるる、

舞い・舞い〜放下(ほうげ)しながら降っている、黄金色の遊歩道を、

わけもなくそぞろ歩いて行き……ふと、空を見上げると、

どこまでも透明な、青い(あお)い空がいつもと同じよに在り、

良くよく仰ぎ視ると、光の点・点・点……粒子が、

天空からあまた無源数、降り注いできているよ、

分け隔てなく、わたくし〜達に向かって。

ここ迄は世界中の至る所、何処でもごくあたりまえに、

起きている日常的事象(イベント)ですが……陽が落ちて行き、あかね空が、

透明な群青色に変色してゆき、時が降り夜がページを(めく)る。

☆新訂‐詩『光と闇の宇宙』☆  No.1‐a

中嶋 稔

<起詩>

わたくし‐人間と言う生命体は、地球誕生46億年の記憶と、

新たなる宇宙‐創生の、無源に広がるビジョンを持っているるか。

 

地球誕生の経緯(いきさつ)には、さまざまの惨劇と悲劇とがあり、

その創造は生命進化へのロマン・希望もあったろうか……

あらまし(summary)3億年前の古生代<ペルム紀>に、

地球‐最大のパンゲア大陸が、シベリア大陸と衝突して、

赤道を挟み、南極につながる三日月状<Cの字>形の、

巨大な大陸となり、現ユーラシア大陸をヨーロッパと、

アジアに分かつウラル山脈(約2500km)を成形した。

たくさんの小島と小‐大陸とを従えて、ぐるり地球一杯に、

パンサラッサ大海洋が滋養豊かな、海水を湛えて、

現今いまにつながる、あまた海洋生物が生まれた。

<軟体動物>〜イカ・タコ・クリオネ・ウミウシ・ナメクジ、

<棘皮きょくひ動物>〜ウニ・ヒトデ・クモヒトデ・ナマコ・ウミユリ……

蒼い空を映した地球テラの海は、古細菌(アーキア)細菌(バクテリア)

真核生物(ユーカリオタ)の培養にも成功していた。