『アトランティス&アストラン‐幻想』 No.1

 

☆ティファナ(Tijuana)・メキシコの海より

アラスカの海へ……伝説の国・アトランティスへ

 

空は限りもなく青くあおく、星宇宙(ぞら)まで透明に青く染めている。

海はひと時も青・緑・藍……同じ色はなく、深くふかく、

彩色‐描写などせずとも、無常〜常に転変万化して、

その底から地球の裏の海に、繋(つなが)っているかに。

鯨(ホエール)ウォッチング発祥の地<サンディエゴ>の近まの海に、

ザトウクジラや、フジツボやエボシ貝で、

白いまだら模様に彩色してるコククジラ達が、

あちらこちらで潮吹き‐演奏会を催してる。

コククジラは子連れて、ユーラシア大陸の東北の最極地の向かう、

氷れるアラスカの海に向け旅立ちする……無事・息災に往復1万km、

地球を半周する神話的、ドラマラスな旅路かな、

沖縄の近海(ちかうみ)には、ザトウクジラの遠遊してる。

コククジラの引く大帆船に乗って、否(No ノ)、

コククジラの先祖の霊に乗って、メキシコの海より、

アラスカの海‐太古のアラスカより、伝説の国に至る、

過ぎ越し、1万5千年〜前よりの旅路(Viaje/ビアッへ)……。

改訂‐『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』No.4

 

北の湖〜洞爺湖〈山の湖(キムントー)〉は、水深〜深く、

冬も不凍湖となり……夏にはその底い深くまで、

蓄えた熱が、冬期に放出されて少しく温い湖水に、

さざなみ立つ湖面は、北の湖でも凍ることを止めている。

湖の底にも、火の神の胎児が眠っているるか。

時の流れの長〜短はあれ、物質世界は無機的に連鎖・

連動していて、地形のどこを切り取っても自己相似(フラクタル/Fractal)、

超精巧な機械コンピューが、操作・運行しているかに。

デジカメでフォトすれば、無機質‐精密な相貌が映る。

機械ナイズされた〈自然〉も、過度の酷使には、

自然災害で反抗し、不可思議‐景観を産み出しているらし。

洞爺湖の中島(なかのしま)は、五万年前の昔しむかしに、

爆発して生まれた、洞爺カルデラの中央火山を成す。

中島の西山‐トーノッケヌプリは、エジプトの、

先鋭ピラミッド型に、アイヌ名の付かない北山は、

中南米・アステカの台型ピラミッドに酷似してる。

島の向こうから羊蹄山が、何事か覗き見しているる。

改訂‐『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』No.3

 

風が行く先々で 氷結と波浪をアートして行く

どんな大きな湖も そのままでは波は立たない

風が創作する波紋が小波を 小波が中波を

烈しく時雨(しぐれ)る時には 岩礁を打つ大波をアートする

 

「かたく眼を閉じる! 幽体(Cuerpoクエルポ Fantasmaファンタズマ)・

想念体(こころ)のまなこで、なにが視える!」

改訂‐『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』No.2

 

洞爺湖有珠(ウス)山ジオパークの、腐食しない看板が、

四季折々の北の国の、湖の風景に染まらずに、

真っ直ぐに立つ、ことだけを生業(なりわい)にしていた。

近間の緑の公園には、人間の巨大な顔の彫刻が、

重力に抗して、緑地に斜めに植え込まれている。

有珠山山頂に登ると、正面に洞爺湖の中島(なかのしま)が、

右方には昭和新山の噴火時のままの、禿山(はげやま)が見える。

ウスとシンザンの活火山が、穏やかに火の胎児を育てていた。

冷却し始めた秋風が、澄んだ藍緑の湖を渡り、

中島の蝦夷(エゾ)松の樹林に、吹き込んで行く。

緩やかな山道は、樹木伐採のチップスと、

エゾ松の枯葉が重なり、ふかふか絨毯している。

その下の底の底いに、何ごとか隠し事しているかに、

踏みしめて歩く足元がおぼつかない。

『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』 No.3

「風が行く先々で、氷結のアートして行く」

北の湖〜洞爺湖〈山の湖(キムントー)〉は、水深〜深く、

冬に不凍湖となり……夏にはその底い深くまで、

蓄えた熱が、冬期に放出されて温い湖水に、

さざなみ立つ湖面は、北の湖でも凍ることを止めていた。

本来世界は有機的に連鎖・連動していて、

時の長〜短はあれ、意図せずとも、

精密・精巧な機械が、運営しているかに見える、

〈自然〉は、いくつもの不可思議‐景観を、

反抗して産み出しているかに……。

洞爺湖の中の島は、五万年前の昔しに、

爆発して生まれた、洞爺カルデラの中央火山を成す。

中島の西山‐トーノッケヌプリは、エジプトの、

先鋭ピラミッド型に、何故かアイヌ名の落ちた北山は、

中南米の台型ピラミッドに酷似してる。

島の向こうから羊蹄山が、何事か覗き見しているる。

〜つづく〜

『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』 No.2

 

風の栖(すみか)は 洞爺湖ジオパークの

何処に潜み 久しく住居するるか

 

湖の向こう〈蝦夷(エゾ)富士〉後方羊蹄山(しりべしやま)〜

「尻別川と真狩川が後方を巡っている山」の、

アイヌ語のマッカリヌプリから、風の吹くか。

洞爺湖を挟んで、両翼に海が見える、

右方の噴火湾より、太平洋が、

少しく離れて、左方に日本海が……

真冬の雨の日には、湖岸や岩や木々の枝〜枝に、

風のアートする「飛沫(しぶき)氷」が、重力を無視した、

不条理な氷結‐彫刻してる……

樹々の枝と枝を結んだ、ラグビーボール状の氷結、

こじんまりとした、切り出し氷のように氷結して、

その底いから幾本もの、鉛筆形〜氷柱が下がり、

先き端には、少しく大きめの線香花火のよう、

今にも落ちそうな氷玉ひだまを付けている。

冬雨と風が創作する、舞踏バレーの難度ポーズ、

片足立ち90度角に、開脚した足を真っ直ぐ上にあげ、

手は前後に延べる、アラベスク・ポーズに似た氷結してる。

 

『洞爺湖‐新説話 風の栖(すみか)』 No.1

中嶋 稔

ことの始めに 住処(すみか)があった

植物・動物・人々にも

世界中至る所 隈なく

吹き渡っている風の栖(すみか)は

 

「洞爺湖有珠(ウス)山ジオパーク」の、錆びない看板が、

四季折々の北の国の、湖の風景に染まることなく、

真っ直ぐに立つ、ことを生業(なりわい)としていた。

近間の緑の公園には、人間の巨大な顔の彫刻が、

重力に抗して、緑地に斜めに植え込まれている。

有珠山山頂に登ると、正面に洞爺湖の中島(なかのしま)が、

右方には昭和新山の噴火時のままの、禿山が見える。

ウスとシンザンの活火山は、穏やかに火の胎児を育てていた。

冷却し始めた秋風が、澄んだ藍緑の湖を渡り、

中島の蝦夷(エゾ)松の樹林に、吹き込んで行く。

緩やかな山道は、樹木伐採のチップスとエゾ松の枯葉が、

ふかふか絨毯してる……その下の底には、底いには、

何ごとか隠し事しているかに、足元が少しくおぼつかない。

 

『瀑布のアリア』No.3 中島稔

 

これと型を定めずに、跳ね〜舞い、激しく回転し、

ナチュレに雨とシェイクしている。

〈身体〉を「から()だ」と呼び、

生命‐本体の働き、《(ミタマ)》を入れる器とも。

雨は一粒〜一粒に、空を宿して、

雨・雨・・雨水(うすい)・・の降る・・・降るる。

あなたは(カラ)っぽ、滝雨のアリア・・・

ゲリラ瀑布(ばくふ)の〈革命 Revoluciónレボルシオン〉は、もっか、

災禍ある天に向かって、進行中! らし。